お風呂のリラックスタイムにお勧め! 防水機能付きワンセグテレビ
アロマや入浴剤、さらに読書を楽しんだり――など。女性なら、時にはお風呂でこうした癒しの時間を楽しみたいもの。今回は、そんな贅沢なひと時にお勧めしたいアイテムとして、湯舟に入ってリラックスしながらテレビが観られる「お風呂テレビ」を紹介したい。11月第1週の「BCNランキング」をもとに防水機能付きワンセグテレビトップ5をみていこう。
防水機能が付いたワンセグテレビは、最近では各メーカーが「お風呂テレビ」として販売している。主なメーカーはパナソニック、ソニー、三洋電機、ドウシシャなど。パナソニックは、女優の「綾瀬はるか」をカタログに起用、ソニーは、「ハッピーバスルーム計画」と題したイベントを開くなどして、女性の認知度向上を図っている。
「お風呂テレビ」というからには、防水性能が気になる。今回紹介する5製品は、JIS(日本工業規格)が定める防水基準の「IPX7」や「IPX6」を満たしている。「IPX7」は、水深1mの常温の水道水に30分沈めても大丈夫ということを表し、「IPX6」は、シャワーが直接当たっても正常に動作するということを表す。「IPX7」「IPX6」ともにクリアしている製品は「IPX7/IPX6」と表示されている。
お風呂では通常お湯を使うので、40度くらいの温水にも耐えられる作りなっているようだが、湯舟のなかに入れたまま使ったり、熱いシャワーのお湯を直接かけることは避けよう。また、シャンプーなどがかかると、故障する可能性があるので、お風呂の棚に置いたり、フックで壁に掛けるなどして使用し、使用後は浴室の外に出しておいたほうがいいだろう。
そのほか、お風呂場でワンセグテレビを観る場合に注意したいのが、受信環境。マンションなどの密閉性の高い集合住宅など、ワンセグの電波が届かないお風呂場もある。ワンセグ付きの携帯電話があれば、電波が届くかどうかチェックできるので、お風呂テレビを購入する際には、事前に調べておくことをお勧めする。
では、11月第1週(11月3-9日)の「BCNランキング」でカラーバリエーションを合算したシリーズ別販売台数ランキング上位5機種を紹介しよう。
1位を獲得したのは、パナソニック「SV-ME75」。防水性能は「IPX7」なので、水の中に落としても大丈夫だ。しかし「IPX6」はクリアしていないので、シャワーを直接強く当てたりすることは避けよう。画面サイズは5V型で、ワンセグ放送が観られるほか、SDカードに番組を録画して観ることもできる。電子番組表(EPG)に対応、予約録画もできる。1GBのSDカードを標準で付属している。
画像データを表示したり、音楽を聴くこともできるので、画像を表示してフォトフレームのように使ってもよいだろう。カラーバリエーションは、ピンク、ホワイト、ブラックで、11月21日には新色「プレシャスゴールド」が加わる。
2位はソニー「XDV-W600」。防水性能は「IPX7/IPX6」なので、水の中に落としてもシャワーが直接かかっても大丈夫だ。画面サイズは4V型で、ワンセグ放送が観られるほか、本体の内蔵メモリに録画することも可能。EPG機能も付いている。予約録画機能には、「スポーツ延長/番組追跡録画機能」が付いているので、予約した番組の放送時間が変更になっても、“肝心なラストシーンが観られない”という事態を防げる。
バッテリーは、他社の製品と同様に充電式に加え、単3形乾電池も使用できる。内蔵充電池と単3形乾電池を併用すると、ワンセグ放送を最大23時間視聴できる。FM/AMラジオが聴けることも特徴。カラーはホワイト、ピンク、ブルーの3色を揃えている。
3位は、パナソニック「SV-ME70」で、1位のパナソニック「SV-ME75」と同じシリーズの録画機能が付いていないタイプ。カラーはピンクとホワイトの2色。
4位は、同率で三洋電機「LVT-WD40」とドウシシャ「LDW7V-SG」が並んだ。三洋「LVT-WD40」の防水性能は「IPX7/IPX6」相当で、2位のソニー「XDV-W600」と同じ防水レベル。画面サイズは4V型。ワンセグを観ることに限定されるが、EPG機能は備えている。カラーはホワイトのみ。「LVT-WD40」とほぼ同じ機能の後継機「LVT-WD41」は、ペールブルーとミスティーグレーの2色がある。
同じく4位のドウシシャ「LDW7V-SG」の防水性能は「IPX6」。「IPX7」には対応していないので、お風呂のなかに落とさないように注意しよう。画面サイズは7V型で、上位5機種中最も大きいサイズ。ワンセグを観るほか、SDカードに保存してある画像データを表示したり、音楽を聴くこともできる。EPGや録画機能は付いていない。カラーは、ホワイトと黄緑色のツートーンになっている。
防水機能付きのワンセグテレビは、お風呂で利用するほかに、キッチンで料理をしたり、洗い物をしながらテレビが観られるというのも、うれしい。また、釣りやキャンプ、車の中でテレビを観たいときなどにも手軽に持ち出せて便利だ。価格は、2万5000円から3万5000円前後なので、奮発してプレゼントにしてもよいだろう。(BCN・田沢理恵)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店からPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで121品目を対象としています。
パナソニック、ソニーの“お風呂テレビ”が人気
防水機能が付いたワンセグテレビは、最近では各メーカーが「お風呂テレビ」として販売している。主なメーカーはパナソニック、ソニー、三洋電機、ドウシシャなど。パナソニックは、女優の「綾瀬はるか」をカタログに起用、ソニーは、「ハッピーバスルーム計画」と題したイベントを開くなどして、女性の認知度向上を図っている。
「お風呂テレビ」というからには、防水性能が気になる。今回紹介する5製品は、JIS(日本工業規格)が定める防水基準の「IPX7」や「IPX6」を満たしている。「IPX7」は、水深1mの常温の水道水に30分沈めても大丈夫ということを表し、「IPX6」は、シャワーが直接当たっても正常に動作するということを表す。「IPX7」「IPX6」ともにクリアしている製品は「IPX7/IPX6」と表示されている。
お風呂では通常お湯を使うので、40度くらいの温水にも耐えられる作りなっているようだが、湯舟のなかに入れたまま使ったり、熱いシャワーのお湯を直接かけることは避けよう。また、シャンプーなどがかかると、故障する可能性があるので、お風呂の棚に置いたり、フックで壁に掛けるなどして使用し、使用後は浴室の外に出しておいたほうがいいだろう。
そのほか、お風呂場でワンセグテレビを観る場合に注意したいのが、受信環境。マンションなどの密閉性の高い集合住宅など、ワンセグの電波が届かないお風呂場もある。ワンセグ付きの携帯電話があれば、電波が届くかどうかチェックできるので、お風呂テレビを購入する際には、事前に調べておくことをお勧めする。
録画機能付きやフォトフレームとして使える製品も
では、11月第1週(11月3-9日)の「BCNランキング」でカラーバリエーションを合算したシリーズ別販売台数ランキング上位5機種を紹介しよう。
パナソニック「SV-ME75」
1位を獲得したのは、パナソニック「SV-ME75」。防水性能は「IPX7」なので、水の中に落としても大丈夫だ。しかし「IPX6」はクリアしていないので、シャワーを直接強く当てたりすることは避けよう。画面サイズは5V型で、ワンセグ放送が観られるほか、SDカードに番組を録画して観ることもできる。電子番組表(EPG)に対応、予約録画もできる。1GBのSDカードを標準で付属している。
画像データを表示したり、音楽を聴くこともできるので、画像を表示してフォトフレームのように使ってもよいだろう。カラーバリエーションは、ピンク、ホワイト、ブラックで、11月21日には新色「プレシャスゴールド」が加わる。
2位はソニー「XDV-W600」。防水性能は「IPX7/IPX6」なので、水の中に落としてもシャワーが直接かかっても大丈夫だ。画面サイズは4V型で、ワンセグ放送が観られるほか、本体の内蔵メモリに録画することも可能。EPG機能も付いている。予約録画機能には、「スポーツ延長/番組追跡録画機能」が付いているので、予約した番組の放送時間が変更になっても、“肝心なラストシーンが観られない”という事態を防げる。
バッテリーは、他社の製品と同様に充電式に加え、単3形乾電池も使用できる。内蔵充電池と単3形乾電池を併用すると、ワンセグ放送を最大23時間視聴できる。FM/AMラジオが聴けることも特徴。カラーはホワイト、ピンク、ブルーの3色を揃えている。
ソニー「XDV-W600」
3位は、パナソニック「SV-ME70」で、1位のパナソニック「SV-ME75」と同じシリーズの録画機能が付いていないタイプ。カラーはピンクとホワイトの2色。
4位は、同率で三洋電機「LVT-WD40」とドウシシャ「LDW7V-SG」が並んだ。三洋「LVT-WD40」の防水性能は「IPX7/IPX6」相当で、2位のソニー「XDV-W600」と同じ防水レベル。画面サイズは4V型。ワンセグを観ることに限定されるが、EPG機能は備えている。カラーはホワイトのみ。「LVT-WD40」とほぼ同じ機能の後継機「LVT-WD41」は、ペールブルーとミスティーグレーの2色がある。
三洋電機「LVT-WD40」
同じく4位のドウシシャ「LDW7V-SG」の防水性能は「IPX6」。「IPX7」には対応していないので、お風呂のなかに落とさないように注意しよう。画面サイズは7V型で、上位5機種中最も大きいサイズ。ワンセグを観るほか、SDカードに保存してある画像データを表示したり、音楽を聴くこともできる。EPGや録画機能は付いていない。カラーは、ホワイトと黄緑色のツートーンになっている。
ドウシシャ「LDW7V-SG」
防水機能付きのワンセグテレビは、お風呂で利用するほかに、キッチンで料理をしたり、洗い物をしながらテレビが観られるというのも、うれしい。また、釣りやキャンプ、車の中でテレビを観たいときなどにも手軽に持ち出せて便利だ。価格は、2万5000円から3万5000円前後なので、奮発してプレゼントにしてもよいだろう。(BCN・田沢理恵)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店からPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで121品目を対象としています。