富士ゼロックス、オフィスの環境負荷低減に貢献するカラープリンタ2機種

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2008/11/19 11:27

 富士ゼロックス(山本忠人社長)は11月17日、オフィスの環境負荷低減に貢献するカラープリンタとして、A3対応「DocuPrint(ドキュプリント) C3360」を12月19日に、A4対応「DocuPrint C2110」を12月24日に発売すると発表した。税別価格は「DocuPrint C3360」が29万8000円、「DocuPrint C2110」が8万9800円。

 「DocuPrint C3360」は、カラー、モノクロとも毎分35枚の出力スピードを実現し、オフィスのセンターマシンとしても活用可能。A3対応カラーページプリンタではトップクラスの省エネ性能を備えており、「国際エネルギースタープログラム」適合基準のTEC値が2.45kWh/週と従来機に比べ約69%低減を実現した。

 同社複合機「ApeosPortシリーズ」と共通のプラットフォームを搭載し、複合機と同じ管理環境下での情報漏えい対策や出力管理が可能で、ドキュメントの出力環境をトータルに管理することができる。また、ICカード認証での出力によりプリントの放置を防止できるほか、プリント履歴管理やペーパーセキュリティ機能など、情報漏えいを抑止する多様なセキュリティ機能を搭載している。

 さらに、植物由来成分を30重量%以上含むバイオマスプラスチックや鉛「ゼロ」のシャフト採用、樹脂材料のハロゲンフリー化など、枯渇資源への対応、製造時のCO2削減、有害物質削減などにも徹底的に配慮している。

 小型・軽量の「DocuPrint C2110」は、中小規模オフィスでの共有やデスクトップへの設置に適したモデルで、縦方向にコンパクトに配置されたタンデムエンジンにより、カラー毎分18枚、モノクロ毎分20枚の高速印刷を実現。TEC値は1.46kWh/週と従来機に比べ約40%低減している。