シャープ、デジカメ写真をテレビに表示できる「AQUOSフォトプレーヤー」
シャープは11月18日、デジカメなどで撮影した画像をプリントしたり、液晶テレビの画面に映したりできる「AQUOSフォトプレーヤー」を、12月5日より順次発売すると発表した。価格はオープン。ラインアップと価格は、DLNA機能を搭載した上位モデル「HN-PP150」が2万5000円前後、DLNA非搭載の下位モデル「HN-PP100」が2万円前後の見込み。カラーはブラックで、「HN-PP100」はホワイトも選択可能。
HN-PP100
同社の液晶テレビ「AQUOS（アクオス）」などの薄型テレビとHDMIケーブルで接続して、携帯電話やデジタルカメラで撮影した写真を、テレビ画面に表示できる。本体前面にSD／MMC／MS／CF対応のメモリカードスロットを備えるほか、赤外線通信で画像を受け取ることも可能。対応ファイルはJPEGのみ。
撮影した写真とあらかじめ本体に内蔵された音楽を組み合わせ、スライドショー形式の表示が可能。表示する際には、被写体の赤目や逆光、美肌の補正も行える。
また、本体に昇華型熱転写方式のプリンターを搭載し、写真を手軽にカラープリントできる。印刷可能なサイズはポストカードサイズとLサイズ（89×127mm）で、カラー印刷も可能。印刷解像度は300×300dpi、印刷速度はポストカードサイズで1枚あたり約57秒、Lサイズで1枚あたり約51秒。
「AQUOSファミリンク」に対応したテレビと組み合わせると、テレビのリモコンで写真の選択や印刷の操作ができる。また、「HN-PP150」のDLNA機能を利用した場合、LAN回線を通じて、ホームネットワークに接続したPCや共有サーバーなどに保存した写真の表示、印刷が可能。本体サイズはともに幅234.5×奥行き205×高さ89mmで、重さは2kg。
