NEC、玉木宏が操作性と音のすごさに感動、タッチパネル式など携帯電話新製品
冬モデルは、「商品力、技術力をユーザーにしっかり感じとってもらえる」(山崎耕司・執行役員)と、同社が自信を示す製品。メインとなるタッチパネル式「N-01A」は、3.2型モニタ、ワンセグ、カメラ、フルブラウザ機能を備えている。玉木さんが評価した“音のすごさ”は、5.1Chホームシアターのような臨場感のある音を再現できる「SRS TruMedia」の搭載によるもの。
女性をターゲットにした「N-02A」は、薄さ12.9mmのスリムなボディに3.2型液晶モニタ、5.2メガカメラ、ワンセグなどを搭載。入力部分には、15種類の多彩なパターンから楽しめるイルネーションを採用。「知的でクールな女性をターゲットにした究極のクラムシェルケータイ」(佐藤敏明・モバイルターミナル事業部チーフクリエイティブディレクター)と位置づけている。同製品のイメージキャラクターをつとめるモデルの橋本麗香さんも、「見た目の美しさだけでなく、内面からの美しさも磨けると思うので、ぜひ使ってみてほしい」と、アピールした。
そのほか、「パディスリー界のピカソ」と称されるピエール・エルメ氏コラボレーションモデル「N-03A」は、日常のささやかな幸せを感じることができるスイーツのように、心の栄養を感じられるような携帯電話の位置づけをイメージした。薄さ12.9mmのスリムなボディで、ワンセグや、海外で使える「WORLD WING (3G+GMS)」などの機能を搭載している。そのほか、デコメ絵文字は、NTTドコモの携帯電話で最多の1200個をプリンストールしている。
「N-04A」は、家電ブランド「amadana」とのコラボモデル第2弾で、同社初のスライドモニタタイプ。薄さ12.9mmのスリムボディで、3.0型フルワイドVGA液晶を採用、3.2メガのオートフォーカ対応カメラを搭載していることが主な特徴。
これら冬モデルは、11月中旬から順次発売する。NECは今後、(1)最先端のトレンドを体験できる、(2)ファッション、スタイルを楽しむ、(3)ずっと付き合える―。という方向性を軸にした製品展開に力を入れていく方針で、「ネットの世界というとNEC」(山崎・執行役員)と連想できるように「説明がなくてもパッと見ればわかる商品を目指していきたい」(同)という考えを示した。
佐藤敏明・NECモバイルターミナル事業部チーフクリエイティブディレクター、
橋本麗香さん