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早慶が東芝製品でプロモーション合戦、早大は「内」から、慶応は「外」から製品をPR

ニュース

2008/11/04 17:07

 慶應義塾広告学研究会(慶応広告研)と早稲田大学広告研究会(早大広告研)は11月1-3日、東芝が主催する「プロモーション早慶戦2008」で、それぞれが企画立案したプロモーションイベントを実施した。慶応広告研は「ミス慶応コンテスト(ミス慶応)」とタイアップしたトークイベントを、早大広告研は「早稲田祭」で体感イベントを行い、東芝の液晶テレビ「REGZA(レグザ)」とレコーダー「VARDIA(ヴァルディア)」をPRした。

ミス慶應とタイアップ、「美」は「REGZA」や「VARDIA」にも通じる





 慶応広告研は、11月1-2日に渋谷の「SHIBUYA 109」で開催した、「ミス慶應」候補者を披露するプレイベントのなかで、「魅ればわかる美」と題したトークイベントを展開。「外見・内面の『美』は『REGZA』や『VARDIA』にも通じる」をコンセプトに、「ミス慶應」候補者を通じて東芝製品の魅力を訴求した。


(左から)「ミス慶應」候補者の関舞子さん、細貝沙羅さん、本山華子さん


 2日目のトークイベントには、「ミス慶應」候補者の関舞子さん(経済学部1年)、細貝沙羅さん(総合政策学部4年)、本山華子さん(経済学部3年)が登場。各候補者は「護(まも)りたい美」をテーマに写真を持参、それぞれが護りたいものと、その理由を語ってくれた。

 

 

関舞子さん


 1人目の関さんは、自分が赤ちゃんだった時の写真を用意。「このときの無邪気な笑顔を大切にしたい」と話し、「小さいときは家族と接する時間も多く幸せいっぱいだったはず」と、そのときの笑顔について説明した。また、「VARDIA」については、「スポーツが好きなので、スポーツ番組をたくさん録画したい」と、「ミスVARDIA」への意気込みも語ってくれた。

 

 

細貝沙羅さん


 2人目の細貝さんは、フランスのボルドー地方で見たという、どこまでも続くブドウ畑の写真を披露。環境問題に関心があり、「綺麗なブドウ畑をこれからも護りたい」と話した。また、液晶テレビ「REGZA」について聞くと、「福山さんのCMが印象的」と、とてもお気に入りの様子だった。

 

 

本山華子さん


 3人目の本山さんは、ハワイのビーチで撮影した夕日の写真を紹介。「横浜に住んでいるということもあり、海が好き。綺麗な海を護っていきたい」と話した。また、液晶テレビを見て「大きなテレビが欲しいですね」と、「ミスREGZA」に向けてもアピールした。


 なお、11月22日の「ミス慶應コンテスト三田祭フィナーレ」では、「ミス慶応」のほか、「ミスREGZA」「ミスVARDIA」を選出する予定。「ミスREGZA」には、液晶テレビ「REGZA FH7000シリーズ」を、「ミスVARDIA」にはレコーダー「VARDIA RD-X8」が贈呈される。


 今回のプレイベントの責任者である高橋知也さんは、「東芝という伝統ある会社のイメージを、学生ノリで崩すようなことはしたくなかった」と話し、イベントに対するプロ意識が印象的だった。慶応広告研は、トークイベントのほか、ウェブサイトでのクリック募金や2万部にも及ぶチラシの作成、動画共有サイトを利用したPRイベントなども展開している。


「ワセジョ」と「東芝」は似ている!? 中身の良さを伝えたかった



 一方、「早大広告研」は、東芝の製品をライススタイルを通して提案する「ワセジョスタイル体感イベント」を実施。液晶テレビ「REGZA」とレコーダー「VARDIA」を配した3つのこだわりルームを用意し、各部屋ごとのクイズを楽しみながら製品の機能やインテリアとしてのデザイン性を体感していく、というもの。


「早稲田コレクション2008」のモデル候補者、
(左上から)宇治原彩さん、浜崎有香さん、穂刈詩織さん、
(左下から)中川愛梨さん、東彩加さん


 学園祭初日にあたる2日には、「早稲田コレクション2008(通称:ワセコレ)」のモデル候補者が登場。早稲田大学を代表する彼女達が、理想の「ワセジョスタイル」を体感した。


1つ目の部屋は「ワセジョ仕事帰りスタイル」


 1つ目の部屋は、「ワセジョ仕事帰りスタイル」。ブラックの机や椅子とともに、「REGZA」と「VARDIA」を配置し、机のうえには女性らしいピンクのノートPCが置かれていて、キャリアウーマンの仕事部屋といった様子だ。ここでは、「VARDIA」に録画された番組一覧の中から、どのジャンルの番組が1番多いかを答えるクイズが出題された。ワセコレモデル達は、クイズに答えながら「昨日の大学野球観た!?」、「駅伝に早稲田でてたよね!」など、母校の話題で盛り上がっていた。


クイズに答えながら母校の話題で盛り上がっていた


 2つ目の部屋は、「ワセジョお部屋デートスタイル」。赤と白を基調とした可愛らしいインテリアに、「超可愛い」とワセコレモデルもお気に入りの様子。ここでのクイズは、テレビに映った部屋の画像と、実際にいる部屋を見比べての間違い探し。リモコンの数が2つから1つになる間違いを利用して、1つのリモコンで複数の機器が操作できる「リンク機能」を訴求していた。


2つ目の部屋は「ワセジョお部屋デートスタイル」


 3つ目の部屋は「ホームシアタースタイル」をテーマに、友達を呼んでのホームパーティを意識したインテリア。ここでの問題は、切り替わる2つの映像の中から異なる点を見つける間違い探し。DVD映像をハイビジョンクラスの映像に高画質化する「XDE」機能を訴求した。


3つ目の部屋は「ホームシアタースタイル」


 その後の答え合わせで、ワセコレモデル達は6問中5問を正解。正解数に応じてもらえる抽選券を3回分獲得した。また、抽選ではポータブルDVDプレーヤー「ポータロウ」やデジタルオーディオプレーヤー「gigabeat」が用意されていたが、こちらは残念ながらハズレてしまった。


可愛らしいインテリアに「超可愛い」と連呼、お気に入りの様子だった


 体感イベントを終えたワセコレモデルの東彩加さん(政治経済学部3年)は、「部屋が可愛いかった。自分の部屋も同じように可愛くしたい」と感想を述べ、ワセジョスタイルを満喫した様子だった。また、宇治原彩さん(文学部1年)は「テレビが大きくてすごく綺麗だった。私の部屋にも大きなテレビが欲しい」と語った。なお、3日に開催する「早稲田コレクション2008」の優勝者には、副賞として東芝の液晶テレビ「REGZA 22AV550」が贈られた。

 

 

3日の「早稲田コレクション2008」では、
ワセコレモデル・福島佳奈子さん(写真)とデザイナー・武居由梨さんペアが優勝した


 また、体感イベントの責任者である布施圭祐さんは、今回の企画内容について、「ライフスタイルのなかでの製品の良さを伝えたかった」とし、「特に『ワセジョ』と『東芝』は地味なイメージがあるが、中身(機能)が優れている。体感することで、そのギャップに気付いて欲しかった」と説明した。なお、「早稲田大学広告研究会」は体感イベントのほか、4種類のポスター、3パターンのCMを制作し、JR高田馬場駅などでも広告展開を行った。

JR高田馬場駅では4種類のポスターを展示、
また駅前の大型ビジョンでは作成したCMが放映されていた