富士フイルム、世界最小・最薄モデルなど、コンパクトデジカメ2機種

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2008/10/30 17:38

 富士フイルムは10月29日、コンパクトデジタルカメラの新製品として、有効1000万画素で世界最小・最薄の「FinePix Z250fd」と、有効815万画素で顔検出機能を搭載した「FinePix J15fd」を11月15日に発売すると発表した。価格はオープン。

FinePix Z250fd

 「FinePix Z250fd」は、デザインにこだわった「Z シリーズ」の新モデル。本体サイズは幅92×高さ55.7×奥行き20mm、重さ約134gで、有効1000万画素以上、光学5倍ズームレンズ、CCDシフト式手ブレ補正機能を搭載するデジタルカメラとして、世界最小・最薄を実現した。

 「人物」「風景」「夜景」「マクロ」の4種類から、撮影シーンをカメラが自動で判断し、撮影条件を瞬時に最適化する「シーンぴったりナビ」や、最大10人までの顔を一度に検出し、露出やピントを調整する顔検出機能「顔キレイナビ」などを搭載する。また、撮影した画像をブログに最適なピクセル数にリサイズする「ブログモード」に、最大4人の顔にモザイク処理を施してプライバシーを保護する「顔モザイク」など、新たに12種類の画像加工機能を追加した。

 レンズの焦点距離は35mmフィルムカメラ換算で33-165mm。液晶モニタのサイズは2.7型。カラーは、レースや花をモチーフにコーティングを施した、パール感のあるデコレーションピンク、デコレーションホワイト、グラデーションのコーティングを施したグラデーションパープル、グラデーションレッドの4色。実勢価格は、3万7000円前後の見込み。

FinePix J15fd

 「FinePix J15fd」は、従来機種の「FinePix J10」に顔検出機能「顔キレイナビ」を新たに搭載したモデル。人物の顔を最大6人まで検出可能で、ピントや露出の調整、赤目の補正などを自動で行う。35mmフィルムカメラ換算で38-113mmの光学3倍ズームレンズ、2.5型の液晶モニタを搭載する。カラーはシルバー。本体サイズは幅91×高さ55×奥行き22mm、重さ約110g。実勢価格は、2万円前後の見込み。