日本SGIとセントラル警備保障、国内初AED、GPSなどを搭載したセグウェイの実証実験
日本SGIとセントラル警備保障は10月27日、AEDやGPSなどを搭載した立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」の共同実証実験を開始すると発表した。AED、GPSなどを搭載したセグウェイの実証実験は国内初という。
日本SGIはセグウェイの国内販売代理店。同社は今回の実験で、セグウェイに自動体外式除細動器(AED)、消火器、GPSを搭載し、急病人の救助や初期消火、機器管理センターと連携したセグウェイの動態管理の仕組み、機材の有用性と耐久性などを検証する。検証は、今月から茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で約2か月間行う。
セントラル警備保障は、セグウェイを警備員のサポートツールとして、駅、マンションなど、セキュティサービスの可能性を研究していく。
セグウェイは、小回りが利く上、視認性が高く、広範囲を見渡せるという点から、欧米では既に850以上の警備・警察機関で活用されているという。国内では最近、埼玉県越谷市にオープンしたショッピングセンター「イオンレイクタウン」に導入された。