KDDI、秋冬モデル7機種、3.1インチ有機EL搭載モデルなど「究極美」をテーマに
ラインアップは、ハイエンドモデルとして日立製作所製「Woooケータイ W63H」、カシオ計算機製「EXILIMケータイ W63CA」、シャープ製「AQUOSケータイ W64SH」3機種、ベーシックモデルに東芝製「W65T」、京セラ製「W65K」、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製「W64S」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製「W62P」の4機種を用意した。なお、全7機種「ワンセグ」に対応する。
新モデルは「究極美」をコンセプトに、映像の美しさにこだわった端末を開発。「Woooケータイ W63H」と「EXILIMケータイ W63CA」は、世界初の3.1インチワイドVGAの有機ELディスプレイを搭載、「AQUOSケータイ W64SH」にはau端末初となる3.5インチフルワイドVGA液晶を搭載するなど、ワンセグや「Lismo ビデオ」といった映像サービスを、大画面かつ高画質で楽しめる仕様になっている。
「Woooケータイ W63H」は、日立製作所の薄型テレビ「Wooo」の名を冠した第3弾モデル。3.1インチの有機ELディスプレイは、NTSC比100%の色再現性、10000:1のコントラスト比、色調変化の少ない広い視野角を実現。高画質エンジン「Picture Master for Mobile」を搭載し、光センサー連動γ補正やリアルタイムγ補正、彩度補正による高画質で滑らかな映像表現を可能にする。
ボディは、薄型テレビと同じ「Cutting edge Design」を採用。そのほか、有効500万画素のカメラ機能や海外ローミングサービスに対応する。本体サイズは、幅50×高さ110×厚さ17.4mm、重さ123g。カラーは、ガーネットオレンジ、サファイアブラック、オパールホワイトの3色。
「EXILIMケータイ W63CA」は、国内モデル最大となる有効809万画素カメラを搭載。カシオのデジタルカメラ「EXILIM」の技術を生かした画像処理エンジン「EXILIMエンジン for Mobile」をさらに進化させ、顔検出AF機能や8Mサイズでの連写機能、撮影サイズを段階的に自動変更するオートリサイズなど新機能を搭載した。手ブレ補正に対応した秒間30フレームのVGA動画撮影にも対応する。
そのほか、カメラで撮影した英語テキストを日本語に翻訳できるカメラ翻訳機能や英和・和英のモバイル辞典機能を備え、国際ローミングサービスにも対応。本体サイズは、幅50×高さ110×厚さ17.4mm、重さ124g。カラーはシャインピンク、アイスホワイト、チタニウムゴールド、メタルグリーンの4色を用意。
「AQUOSケータイ W64SH」は、AQUOSケータイ初となるスライド式デザインを採用。ディスプレイには「NewモバイルASV液晶」を採用し、ディスプレイ端には閉じたままワンセグなどのAV機能の操作が出来るタッチセンサー「光TOUCH CRUISER」を備える。
映像エンジン「SV エンジン+」を搭載し、色彩・輪郭の強調や最大2000:1のコントラストを実現する。そのほか、オートフォーカスや手ブレ補正に対応した有効画素数520万画素カメラを備える。本体サイズは幅53×高さ116×厚さ16.5mm、重さ144g。カラーは、アースグリーン、マーズレッド、ギャラクシーブラック。
そのほか、スポーツシーンで快適に音楽操作を行えるようスクロール操作が可能な「スピーディーコントローラー」を搭載した「W65T」や、世界181の国・地域で利用できる「グローバルパスポート GSM」に対応する「W64S」、デザインにこだわった防水ワンセグケータイ「W65K」や薄さ12.9mmのスリムワンセグケータイ「W62P」を用意する。
会場では「究極美」のテーマにあわせて、歴代ミス・ユニバース・ジャパンの森理世さん、知花くららさん、美馬寛子さんが登場。製品の感想について、森さんは「Wooo ケータイ」を手に、「一番最初に画像が鮮明でテレビのような映像美、デザインもとても素敵でまさに『究極美』」と絶賛。
また、知花さんは「EXILIMケータイ W63CA」について、「パーティではクラッチバックを使うことが多く、デジカメ並みのカメラ機能が付いているので、ケータイひとつで兼用できる」と女性らしい使い方を提案。美馬さんは、「AQUOSケータイ W64SH」を手に、「テレビを持ち運んでいるような大画面に感動した」と感想を話した。