KDDI、千原兄弟やケンドーコバヤシなどがプロデュース「ヨシモトケータイ」

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2008/10/17 18:46

 KDDIとよしもとファンダンゴは10月17日、携帯電話ブランド「au」でよしもと芸人が企画・プロデュースした「よしもとケータイ」の発売記念イベントを、東京・原宿の「KDDIデザイニングスタジオ」で開催した。発売日は11月12日、フルチェン価格は1万3020円。


 「よしもとケータイ」は、各パーツをよしもと芸人が企画・プロデュースしたフルチェンキッド。ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のau端末「フルチェンケータイ re」を外装からインターフェイスまで、まるごと「よしもと」仕様に着せ替えできる。今回の製品について、KDDIの雨宮俊武・コンシューマ事業統轄本部コンテンツメディア本部長は、「非常に楽しいケータイに仕上がっている」と自信をみせた。

KDDIの雨宮俊武・コンシューマ事業統轄本部コンテンツメディア本部長

 外装は千原ジュニアさんが担当。千原さんがこの世で最も美しい紫とする「ミョウガの紫」をモチーフにデザイン。紫を選んだ理由について千原さんは、「女子高生でパープル(紫)が人気ということで、自分の好きなミョウガと組み合わせた」と説明した。なお、背面にはミョウガの全容ミニロゴを施す。

よしもとケータイ

 メニュー画面は、ケンドーコバヤシさんが「女性に愛されるメニュー」をコンセプトに開発。データフォルダを「ワンニャンデータフォルダ」やツールを「アバンチュールなツール」とするなど、「女性が好むワードを丁寧にセレクトした」と説明した。

「女性に愛されるメニュー」をコンセプトに開発


 待受け画面は宮川大輔さんが、時間帯や電池残量によって変化するフラッシュアニメを自らデザイン。アラームと着信音は、「おっさんが鎖に激突した様子」などを宮川さんが擬音で表現する。

 メール着信は麒麟・川島明さんが担当。自慢の声で「メールです」とメール着信を知らせてくれる。包装箱は、麒麟・田村裕さんがデザイン。著書「ホームレス中学生」で「段ボール箱を食べていた」と明かしたことから、今回の担当が決まったという。デザインは段ボール箱をモチーフに、トップには田村さん直筆のイラスト「まきふん公園の遊具」を施した。「携帯電話を誰にプレゼントしたいか」という質問に対して、川島さんは「おばあちゃんと彼女」、田村さんは「よくいなくなる父」と答え、会場の笑いを誘った。

麒麟・田村裕さんが段ボール箱をモチーフにデザイン

 そのほか、若手芸人のネタを収録した「ムービー・ボイスコンテンツ」を千原せいじさんがプロデュース。イベントでは、ハイキングウォーキング、ピース、はんにゃ、インポッシブルが応援で駆け付け、ネタを披露した。また、開発風景を収録したWEB番組「オレ達の着メロは鳴り止まない! 」(全10話)を、ブログポータルサイト「ラフプロ」で配信する。