東京ゲームショウ2008、FF、幻想水滸伝などPSP・DSの注目ゲームを試した

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2008/10/10 15:41

 東京ゲームショウ2008で、「プレイステーションポータブル(PSP)」、「ニンテンドーDS」の注目ゲームを一足先に試してみた。

●PSPの注目ゲーム「FFディシディア」、「真・三国無双MULTIRAID」

 「美・画面」の新モデル「PSP-3000」が10月16日に発売することから、携帯用ゲーム機PSP対応のソフトが気になるところ。まず、スクウェア・エニックスの人気ゲーム「ファイナルファンタジー(FF)」シリーズの20周年記念作品のアクションゲーム「ファイナルファンタジーディシディア」を体験してきた。


 「FF」シリーズの各タイトルの主役キャラやボスキャラが登場し、バトルを繰り広げるアクションゲームで、試遊機では、戦闘の際の様々な技を体験できた。タイミングよくボタンを押したり、方向キーの操作などで、多彩な攻撃ができるようだ。


 選択したキャラクターは露出度の高い「ファイナルファンタジーIII」のキャラクター「暗闇の雲」。声が妖艶で渋い! コンパクトなPSP画面の中で縦横無尽に動き回り、激しい攻撃をする「暗闇の雲」。かっこいいよー! 「FF」を昔から遊んできた人も、初めて体験する人も美しい映像に十分満足できそうなゲームだ。発売は12月18日で、価格は6090円。

 次に注目したのは「真・三国無双MULTIRAID」。こちらも早速試遊してきたが、発売日、価格はまだ未定で現在開発途中のようだ。試遊機でも使用できるキャラクターは「夏侯惇」「趙雲」「孫尚香」の3名のみ。


 強そうな「夏侯惇」を選択してプレイ。複数の武器を戦闘中に持ち替えたり、回復などのアイテムを使用できるなど、これまでの「無双」シリーズと異なるシステムが多く搭載されているようだ。多くの敵を倒すことよりも拠点を制圧するなどのミッションを成功させるといった戦略性が楽しめる。

 選択する武器によって操作感は全く異なる。重い武器を持つと威力が大きい分、動きが遅くなってしまう。筆者の操作する夏侯惇も、攻撃しようと重い武器を振り上げるたびに敵から攻撃されてしまった。キャラクターに合った武器を探すのもポイントのようだ。また、アドホック通信を利用したダウンロード機能を搭載し、武器やアイテムの配信が可能らしい。

●DSから初登場!「幻想水滸伝ディアクライス」

 「幻想水滸伝」シリーズの最新作「幻想水滸伝ディアクライス」が、初めてDS用として発売される。「幻想水滸伝ディアクライス」は、108人の仲間を集め、ストーリーが展開するロールプレイングゲーム。発売日、価格は未定。コナミのブースに突進して、試遊開始。


 試せるのは物語の序盤あたりで、主人公の少年は仲間たちとモンスター退治をする模様。イラストも可愛らしく、ほのぼのした雰囲気だ。序盤だけあって、敵もかわいい。名前も可愛らしく、その名も「もさもさ」。

 戦闘では、自動でキャラクターたちが行動を選択して戦うモードもあり、レベル上げ時には重宝しそうな機能も搭載。また、仲間との「協力攻撃」という特殊な攻撃もできる。キャラクターの組み合わせで攻撃も変化するので、108人の仲間との多彩な戦いを楽しめそうだ。ゲームの試遊後は、ゲームのイラスト入りハガキ集をもらった。「幻想水滸伝」シリーズファンはぜひ行くべし。