東京ゲームショウ2008がついに開幕、巨大なノートン・ファイターがお出迎え
今回のテーマは「さあ、行こう! GAMEの時間です。」従来のゲームユーザーに加え、今までゲームをやらなかった人たちにもこの4日間で「GAMEの時間」を存分に楽しんでほしいという願いが込められている。
展示ホームは1から8まで使用し、日本をはじめアメリカ、イギリス、インド、韓国、台湾など14の国や地域から209社・団体が出展。過去最多となった07年の217社・団体に迫る規模となった。出展総小間数は1768小間で、07年の1735小間を上回り、過去最多となった。
●会場前に巨大なノートン・ファイター 悪の侵入をシャットアウト
会場に近づくと、木の葉の向こうに黄色い頭が見えてきた。さらに近づいてみると、シマンテックが誇るサイバー戦士「ノートン・ファイター」だった。しかも木よりも高い全長約15mの「Bigノートン・ファイター」だ。この「Bigノートン・ファイター」は6月25日に新宿駅・東口前に登場したものと同じらしい。ウイルスなど悪の侵入に立ち向かおうと、戦う構えを示している。
「Bigノートン・ファイター」の足元には檻があり、黒ずくめのウイルスたちが閉じ込められていた。どうやら会場内に潜り込もうとして「ノートン・ファイター」に見つかり、捕獲されてしまったらしい。ウイルスたちは檻の中でも暴れており、来場客を挑発するなどの悪事を働いていた。
午後には、アニソンのプリンス・影山ヒロノブ氏が歌うノートン・ファイターソングをBGMに「ノートン・ファイター」ショーがスタート。ノートン・ファイターが颯爽と登場し、「Bigノートン・ファイター」の足元でウイルスたちと、トロイの木馬と大立ち回りを演じた。苦闘の末、ノートン・ファイターはウイルスたちを隔離することに成功した。なお、このショーは11-12日の一般公開日にも披露される。
●数字で見るゲームショウ 「ニンテンドーDS」用タイトルが最多
最後に、今年のゲームショウを数字で見ていこう。CESAの発表によると「バイオハザード5」や「モンスターハンター3」など879タイトルが出展されており、07年の702タイトルを大きく上回った。
また、ゲーム機別の割合は、「ニンテンドーDS」用が18.7%でもっとも多かった。続く2位は携帯電話用タイトル。07年の32.2%から数字を落としたものの、18.0%を獲得した。3位はパソコン用で17.5%だった。
ジャンル別の割合は、アクションゲームがもっとも多く19.6%、次いでロールプレイングゲームが9.0%を獲得。3位はパズルゲームで5.4%、4位はシミュレーションゲームで4.7%だった。