加賀コンポーネント、PCなしで使える手のひらサイズのDLPプロジェクター

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2008/09/26 16:35

 加賀電子の連結子会社、加賀コンポーネント(高師幸男社長)は9月25日、LED(発光ダイオード)を採用した小型DLPプロジェクター「KG-PL105S」を10月中旬に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は14万円前後の見込み。

 プロジェクターの小型化に貢献するLEDランプを同社で初めて採用。一般的には重量2kg以下と言われるモバイルプロジェクターで、幅154×高さ50×奥行き117mm、重さ780gのコンパクトサイズと軽量化を実現した。また、長寿命、省電力のLEDランプを使うことで新製品ではランプ寿命が2万時間、消費電力は通常モードで100Wを達成した。

 解像度は800×600ピクセル、輝度は140ルーメン。短焦点レンズを採用し、1.1mの距離で40V型サイズの投影が可能。入力端子はPC接続用のD-Sub15ピンのほか、USB端子を備えており、PCなしでUSBメモリなどに保存した画像、動画、音声ファイルなどを再生できる。約5秒で起動するクイックオン/オフ機能なども搭載する。

 同社では初回限定で20インチサイズの折りたたみポータブルスクリーンを付ける。今後は、22インチ内蔵スクリーン一体ケース、ポータブルバッテリーなどのアクセサリーも発売する予定。