ペンタックス、実売6万円台の初心者向けデジタル一眼「K-m」を10月発売
基本操作用のボタンやレバーなどをグリップ側に配置し、コンパクトデジタルカメラからの乗り換えユーザーでも使いやすいように工夫した。押すだけで、ボタンの役割や機能の説明を液晶ディスプレイに表示する「ヘルプボタン」を備える。ディスプレイのサイズは2.7型。
有効1020万画素で23.5×15.7mmの面積を持つCCDと、画像処理回路「PRIME(PENTAX Real Image Engine)」を搭載。新製品では被写体や撮影条件に合わせてカメラが最適な設定を自動的に行う「オートピクチャーモード」のシーン認識性能を強化。「夜景ポートレート」の自動認識を新たに追加した。
そのほか、CCDシフト式の手ブレ補正機能や、ゴミ除去機構「DR(Dust Removal)」を搭載。ゴミの除去では「ダストアラート」機能を使って、ゴミの付着状況を撮影前に確認できる。本体サイズは、幅122.5×高さ91.5×奥行き67.5mm、重さ約525g。
ペンタックスではズームレンズとパッケージにしたレンズキット2モデルも同時に発売する。
焦点距離が35mmフィルムカメラ換算で27.5-84.5mmの「smc PENTAX-DA L 18-55mmF3.5-5.6AL」が付属するレンズキットと、「smc PENTAX-DA L 18-55mmF3.5-5.6AL」と、焦点距離が35mmフィルムカメラ換算で76.5-307mmの「smc PENTAX-DA L 50-200mmF4-5.6ED」が付くダブルズームキットを用意した。
価格はともにオープン。実勢価格はレンズキットが7万円前後、ダブルズームキットが8万円前後の見込み。