アジェンダ、Mac Xにネイティブ対応した年賀状作成ソフト「宛名職人Ver.15」
Mac OS X向けにUniversal Binary化を図り、PowerPC、インテル製CPUどちらを搭載したMacでもネイティブに動作する。これにより、インテル製CPUを搭載するMac PCでも、Rosettaを介することなくアプリケーションを使用でき、スムーズな動作が可能になった。Mac OS X標準の文字コード「Unicode4.0(UTF-16)」にも対応した。
ユーザーインターフェイス(UI)は、Appleのインターフェイスガイドに準拠。「iTunes」や「iPhoto」と同等のUIを使用することで、多くの作業をドラッグ&ドロップや、コンテクスト/アクションメニュー上で行うことができ、初めて使用するユーザーでも使いやすいのが特徴。住所録機能では「iTunes」のプレイリストと同じように「グループ」と「宛名データ」の2ペイン表示が可能。宛名面/裏面デザインを同時に確認することもできる。
電話番号や携帯電話番号、複数のメールアドレスなど、登録できる連絡先の数を大幅に増やしたほか、住所録のグループ設定や検索などの各種機能も、複雑な設定や手順なしで直感的に作業できるよう改良した。また、「iPhone 3G」の住所データをアドレスブック経由でシンクロすることも可能。
デザイン編集機能も強化し、Mac PCの「フォントパネル」や「カラーパレット」のような画面で、出来上がりを直接確認しながらハガキをデザインできるようになった。また、JPEGやPNGといった一般的な画像形式に加え、IllustratorやPhotoShop、RAWデータなどの直接読み込みにも対応した。
価格は、パッケージ版が8400円、アップグレード版が5250円、同社の直販サイト「AGENDA Net」でのダウンロード版が3990円。