ソニー、「ブラビア」ブランドのフルHD対応ビデオプロジェクタ2機種

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2008/09/19 16:56

 ソニーは9月18日、「ブラビア」ブランドのビデオプロジェクタ「VPL-VW80」を11月20日に、「VPL-HW10」を10月20日に発売すると発表した。価格は「VPL-VW80」が75万6000円、「VPL-HW10」はオープンで、実勢価格は30万円前後の見込み。

 独自のフルHDパネル「SXRD」を搭載し、「VPL-VW80」は画素間のスペースが0.25μmで応答速度は2ms、「VPL-HW10」は画素間のスペースが0.35μmで応答速度は2.5ms。どちらも画像回路には「ブラビアエンジン2」を使用するほか、1.6倍ズームの大口径「ARC-Fレンズ」を備え、「VPL-VW80」はズームやレンズシフトを電動でコントロールできる。

 「VPL-VW80」は最大輝度800ルーメン、コントラスト比は最大60000:1。撮影時のぼやけを補正する独自技術技術「モーションフロー」を搭載し、残像感の少ないクリアな映像を再現できる。映像の明暗を検知し、最適な階調表現になるよう自動でアイリスを開閉したり電気的な映像補正ができる。200Wの高圧水銀ランプを搭載し、明るさと色再現性をともに向上させ、運転時の騒音は約20dBに抑えている。「VPL-HW10」はエントリーモデルで、輝度は最大1000ルーメン、コントラスト比は30000:1。駆動音は約22dBとなっている。

 2機種ともに映画フィルム本来の映像が楽しめる24p信号に対応する。インターフェイスはコンポーネント入力端子、アナログRGB入力端子などのほか、HDMI入力端子を2系統備える。ブラビアリンクに対応するリモコンを付属し、サイズは「VPL-VW80」が幅470×奥行き482×高さ179mm、重さは12kg。「VPL-HW10」は幅407.4×奥行き463.9×高さ179.2mmで重さは10kg。