ライカカメラ、アクセサリーを装着できる1010万画素コンパクトなデジカメ

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2008/09/17 15:07

 ライカカメラジャパンは9月15日、アクセサリーを装着できる1010万画素のコンパクトデジタルカメラ「ライカ D-LUX 4」を10月に発売すると発表した。価格は未定。

 大口径の「ライカDCバリオ・ズミクロン f2.0-2.8/5.1-12.8mm ASPH.」レンズを搭載し、6群8枚のレンズのうち4枚に非球面レンズを採用。35mm判換算で24?60mm相当の焦点距離をカバーし、風景や建築物から報道現場での撮影まで幅広いシーンに対応。定常光を活用した撮影のほか、光が乏しい状況や、浅い被写界深度を生かしたい場合にも効果を発揮する。光学式手ブレ補正機構も内蔵した。

 有効画素数1010万画素のCCD撮像素子を採用し、クリアな細部描写力と正確な階調表現力が特徴。撮影画像のアスペクト比は4:3、3:2、16:9で、記録や再生の用途に合わせて選択できる。CCD撮像素子が1/1.63型と大型なため、どのアスペクト比でも最広角24mmの画角で撮影可能。ピント合わせ、シャッタースピードと絞り値の設定、露出補正は、すべてジョイスティックを使ったマニュアル操作が可能。

 また、本体のホットシューには外付けファインダーを取り付けることが可能。焦点距離24mmに相当するブライトフレームが付いているため、バッテリーを消費せずにフレーミングが確認できる。外部フラッシュ「ライカCF 22」や、ハンドグリップなども用意するほか、本体のコンポーネント端子とHDTV受像機を接続すれば、高精細な画質でスライドショーが楽しめる。

 電源はリチウムイオンバッテリーまたは別売りのACアダプター。50MBの内蔵メモリを搭載するほか、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、マルチメディアカードなどの外部メモリに対応する。本体カラーはブラック。サイズは幅108.7×高さ59.5×奥行き27.1mm、重さは228g。