アップル、第4世代の細長iPod nanoや第2世代スピーカー付きiPod touchなど
第4世代のiPod nanoは、アルミとガラスを曲面に仕上げた細長いデザイン。加速度センサーを搭載し、本体を回転させると自動的に「Cover Flow(カバーフロー)」に切り替わり、本体を軽く振ると自動的に「Shuffle(シャッフル)モード」になる。連続再生時間は、音楽で最大24時間、ビデオで同4時間。サイズは高さ90.7mm×幅38.7mm×厚さ6.2mmで、重さは36.8g。シルバー、パープル、ブルー、グリーン、オレンジ、イエロー、ピンク、(PRODUCT) RED、ブラックの9色のバリエーションを用意した。発売日は8GBモデルが9月10日、16GBモデルが9月中旬。
一方、第2世代のiPod touchはスピーカーを内蔵。ボリュームボタンも新たに搭載した。連続再生時間を延ばし、音楽で最大36時間、ビデオで同4時間。サイズは高さ110mm×幅61.8mm×厚さ8.5mmで重さは115g。また、「Nike+iPod」にも対応。別売のNike+iPodセンサーをNike+シューズにセットすると走行距離を記録したりジム用フィットネス機器と連動することもできる。発売は、8GBモデル、16GBモデル、32GBモデルとも9月下旬以降。
併せて同社はiPod classicのラインアップを120GBモデルに統合。シルバーとブラックの2色展開で、価格を2万9800円とした。またiPod shuffleのボディーカラーを見直し、ブルー、グリーン、ピンク、レッドの各色を鮮やかな色に変更した。従来どおりのシルバーを合わせて5色で展開。価格は1GBモデルが5800円、2GBモデルが7800円と据え置いた。
また同社は、iPod用コンテンツ管理ソフトの新版「iTunes 8」も同日発表した。ワンクリックでミュージックライブラリーの中から相性のよい曲を選んでプレイリストを自動的に作成する「Genius(ジーニアス)テクノロジー」を搭載したのが特徴。同社サイトで無料ダウンロードできる。