パパ・ママは会社で何してる? NTTレゾナントが家族の職場見学イベント
「お父さん、お母さんは会社で何してるんだろう」――朝早く出かけて夜遅く帰ってくる親に子供が感じている素朴な疑問。その疑問を解決してもらおうと、ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントはユニークな取り組みを行っている。それが社員の家族を職場に招待するイベント「オープンハウス」だ。どんなイベントなのか取材した。
「オープンハウス」は小さな子供がいる社員を対象に希望者を募り、年2回、夏休みと冬休みの時期に開催している。今回、取材したのは8月29日に開かれた7回目で、30代後半-40代の社員で5組の家族が参加した。
開会式の後、まず行われたのはクイズ大会。子供たちには猫と犬のプラカードが配られ、お父さん、お母さんが働いている会社のサービスの名前から、子供向けサービスのキャラクター名などを当てるクイズを親子揃って楽しんだ。
次に行われたのは子供向けコンテンツ「キッズgoo」のサービス体験。専用のコーナーに案内された子供たちは、オンラインのゲームをしたり、サイトからダウンロードできる塗り絵に色を塗ったりして遊んだ。PCを大人顔負けで自在に操ったり、テキパキと色をつけていく子供もいて、相手をした社員が驚く一幕も。また、NTTレゾナントが行うTV電話会議システムで離れた場所にいるお父さんと話をするといったデモも体験した。
そして、いよいよイベントのメインである職場見学。ガイド役の社員が子供たちをお父さん、お母さんが働いている各オフィスに案内した。職場は風船や折り紙でデコレーションが施され、ナスやクリスマスツリーの被り物をした社員が子供たちを出迎えた。
ここでは、事前に配られていた特製の名刺を使って、子供たちが、お父さん、お母さんと一緒に働いている社員との名刺交換も行われた。子供たちは初めての体験にもかかわらず、物怖じすることなく社員に名刺を渡していた。なかにはお父さんの上司と名刺交換した子供もいたが、その態度は実に堂々としたもの。どちらが上司かわからないように思えるほどだった。
職場見学の後は、家族ごとに、お父さん、お母さんの職場での1日を記録したスライドを上映。親が会社でどんな風に働いているのかをプレゼンテーションを担当する社員が子供たちに説明した。最後に職場の上司からお父さん、お母さんに感謝状の授与と、中嶋孝夫社長から各家族にお土産のプレゼントが行われ、イベントは終了した。
今回、3人のお子さんと奥さんを職場に招待した平原知彦さん(34)は、「家にいない間に自分が会社で何をやっているのか、実際に見てもらって子供たちにイメージしてもらえればと思いました。また、一緒に働いている同僚も知ってもらえて良かった」と、参加理由を話した。
平原さんの長女で4歳の早雪(さゆき)ちゃんは「クイズも名刺交換もぜんぶ楽しかった。パパの会社がどこにあるかがわかったこともよかった」と感想を話してくれた。奥さんの香織さん(30)は「子供と一緒に夫の職場を見て、関わっている人たちと会わせてもらって、やっている仕事がよりわかった。家にいない時も安心感が持てると思う」と語った。
「オープンハウス」は4-5名の専任を核に、複数の部署にまたがった30人の担当者で運営している。中心メンバーの1人で企画部企画部門人事育成担当の立石祐子さんは「仕事を頑張ってもらっている社員とその家族に感謝の気持ちを伝えようということで始めた。参加する人、迎える人が楽しんでもらえればと思う」と、イベントの狙いを説明する。今後は490人いるという全社員の参加を目指し、「子供がいない社員や独身社員にも参加を広げていきたい」(立石さん)としている。
「オープンハウス」は小さな子供がいる社員を対象に希望者を募り、年2回、夏休みと冬休みの時期に開催している。今回、取材したのは8月29日に開かれた7回目で、30代後半-40代の社員で5組の家族が参加した。
開会式の後、まず行われたのはクイズ大会。子供たちには猫と犬のプラカードが配られ、お父さん、お母さんが働いている会社のサービスの名前から、子供向けサービスのキャラクター名などを当てるクイズを親子揃って楽しんだ。
次に行われたのは子供向けコンテンツ「キッズgoo」のサービス体験。専用のコーナーに案内された子供たちは、オンラインのゲームをしたり、サイトからダウンロードできる塗り絵に色を塗ったりして遊んだ。PCを大人顔負けで自在に操ったり、テキパキと色をつけていく子供もいて、相手をした社員が驚く一幕も。また、NTTレゾナントが行うTV電話会議システムで離れた場所にいるお父さんと話をするといったデモも体験した。
そして、いよいよイベントのメインである職場見学。ガイド役の社員が子供たちをお父さん、お母さんが働いている各オフィスに案内した。職場は風船や折り紙でデコレーションが施され、ナスやクリスマスツリーの被り物をした社員が子供たちを出迎えた。
ここでは、事前に配られていた特製の名刺を使って、子供たちが、お父さん、お母さんと一緒に働いている社員との名刺交換も行われた。子供たちは初めての体験にもかかわらず、物怖じすることなく社員に名刺を渡していた。なかにはお父さんの上司と名刺交換した子供もいたが、その態度は実に堂々としたもの。どちらが上司かわからないように思えるほどだった。
職場見学の後は、家族ごとに、お父さん、お母さんの職場での1日を記録したスライドを上映。親が会社でどんな風に働いているのかをプレゼンテーションを担当する社員が子供たちに説明した。最後に職場の上司からお父さん、お母さんに感謝状の授与と、中嶋孝夫社長から各家族にお土産のプレゼントが行われ、イベントは終了した。
今回、3人のお子さんと奥さんを職場に招待した平原知彦さん(34)は、「家にいない間に自分が会社で何をやっているのか、実際に見てもらって子供たちにイメージしてもらえればと思いました。また、一緒に働いている同僚も知ってもらえて良かった」と、参加理由を話した。
平原さんの長女で4歳の早雪(さゆき)ちゃんは「クイズも名刺交換もぜんぶ楽しかった。パパの会社がどこにあるかがわかったこともよかった」と感想を話してくれた。奥さんの香織さん(30)は「子供と一緒に夫の職場を見て、関わっている人たちと会わせてもらって、やっている仕事がよりわかった。家にいない時も安心感が持てると思う」と語った。
「オープンハウス」は4-5名の専任を核に、複数の部署にまたがった30人の担当者で運営している。中心メンバーの1人で企画部企画部門人事育成担当の立石祐子さんは「仕事を頑張ってもらっている社員とその家族に感謝の気持ちを伝えようということで始めた。参加する人、迎える人が楽しんでもらえればと思う」と、イベントの狙いを説明する。今後は490人いるという全社員の参加を目指し、「子供がいない社員や独身社員にも参加を広げていきたい」(立石さん)としている。