キヤノン、コンデジ「PowerShot」シリーズの新モデル、初心者でも簡単撮影

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2008/08/27 17:17

 キヤノンは8月26日、コンパクトデジタルカメラ「PowerShotシリーズ」の新モデル4機種を、9月4日から順次発売すると発表した。価格はすべてオープン。

 4機種とも、人物の顔に、ピント、露出、ホワイトバランス、ストロボ発光量を的確に合わせる「フェイスキャッチテクノロジー」、ISO 1600までの高感度撮影を実現した「ノイズリダクションテクノロジー」などの機能を盛り込んだ。

 また、絞りやシャッタースピードなどをシーンや被写体に合わせて、カメラが自動で設定を行う「らくらくモード」や、画面内に複数の人物がいる場合に、ピントや露出などを合わせたい人物を簡単に選択できる「フェイスキャッチボタン」も備える。

●10倍ズームレンズを搭載した「PowerShot SX110 IS」

 07年10月に発売した「SX100 IS」の後継機種。光学手ブレ補正機能付き10倍ズームレンズを継承しつつ、有効画素数を900万画素に高めた。液晶モニタは3.0型の広視野角タイプを採用。発売日は9月4日で、実勢価格は3万3000円前後の見込み。

●6倍ズームレンズと有効1000万画素の「PowerShot A2000 IS」

 07年9月発売の「A720 IS」の後継機種。従来の「PowerShot Aシリーズ」のグリップスタイルから直線的なデザインに一新した。光学手ブレ補正機能付き6倍ズームレンズと有効画素数1000万画素の高精細CCDを搭載する。発売日は9月4日で、実勢価格は3万円前後の見込み。

●スリム化を図った有効1000万画素モデル・「PowerShot A1000 IS」

 08年2月に発売した「A590 IS」の後継機種で、1000万画素に高画素化したCCDや光学手ブレ補正機能付き4倍ズームレンズ、2.5型液晶モニターを搭載した。デザインも従来機種に比べて薄型化、軽量化を図り、スリムなフォルムに一新。カラーはブラウン、ブルー、パープルの3色。発売日は9月4日で、実勢価格は2万2000円前後の見込み。

●パステルカラーでリラックス感を演出、「PowerShot E1」

 「リラックス感」をコンセプトに、丸みを帯びたデザインを採用。光学手ブレ補正機能付き4倍ズームレンズと、有効画素数1000万画素の高精細CCDを搭載する。カラーはバニラホワイト、コットンピンク、アクアブルーの3色。また、ボディカラーに合わせたオリジナルの起動画面と製品パッケージを採用する。発売は9月中旬で、実勢価格は2万3000円前後の見込み。