富士通、液晶解像度や文字入力を向上させた小型モバイルPC「LOOX U/B50」

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2008/08/21 18:22

 富士通は8月20日、小型と軽量化を追求したモバイルPC「LOOX Uシリーズ」の新製品「U/B50」を、8月30日に発売すると発表した。価格はオープン。実勢価格は13万円前後の見込み。


 モバイル性能と省電力性に優れるインテルの「Centrino Atom プロセッサー・テクノロジー」を採用。CPUはHTテクノロジー対応のAtom Z530で、1GBのメモリ、60GBのHDD、OSはWindows Vista Home Premium SP1を搭載する。

 ディスプレイは5.6型ワイド液晶のコンバーチブル型タッチパネル。解像度は従来のWSVGA(1024×600ドット)からWXGA(1280×800ドット)に向上し、約1.6倍の情報量を表示可能にした。


 キーボードは大幅に改良することで文字入力をしやすくした。配列を5列から6列にして、「Fn+キー操作」を軽減。キー数は56キーから68キーに増やし、BackSpaceキーやDeleteキーを独立させた。重量も削減。従来モデルよりも約34gの軽くした。


 そのほか、約130万画素のカメラやIEEE802.11n ドラフト2.0準拠の無線LAN、Bluetoothなどの機能を備える。サイズは、幅171×奥行き135×高さ26.5mm、重さ約565g。天板カラーはブラックのみ。直販サイトでは、人気ブランド「tokidoki」とのコラボレーションしたモデルやピンクベージュ、ノースシルバーなどカラーバリエーションといった機種も限定販売する。