ジャングル、チェック・ポイント社製のセキュリティソフト

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2008/07/30 17:52

 ジャングル(高田晃子社長)は7月29日、チェック・ポイント社製のセキュリティソフト「ZoneAlarm」シリーズの新製品として、最新の仮想化技術を利用してセキュリティを高める「ZoneAlarm ForceField」を8月21日に発売すると発表した。価格は1台用が3980円、3台用が6980円。

 「ZoneAlarm ForceField」は、最新の仮想化技術をウェブブラウザやPCシステムに組み込むことで、ウェブブラウザが「仮想ブラウザ」と「プライベートブラウザ」で起動するのが特徴。いずれも仮想ブラウザとして機能するため、万一、悪質なウェブサイトから攻撃されても、侵害されるのは仮想ブラウザだけなので、PCや個人情報を守ることができる。また、利用中のウェブブラウザのツールバーとしてプラグインされるため、利便性を損なわずにセキュリティレベルを高めることができる。

 「仮想ブラウザ」は、仮想化されたブラウザを一時的に作成し、ウェブサイトに潜む脅威からPCを保護。「プライベートブラウザ」は、複数の人が同じPCを使う状況でもプライバシーを確保し、前に使った人のウェブサイトの履歴やCookieなどを残さない。

 デュアルエンジンを搭載し、ユーザーが知らない間に悪質なウェブサイトへ誘導され、個人情報を盗もうとするスパイウェアをブロックするほか、安全性の低いウェブサイトをブロックし、未知の脅威からPCを保護する。フィッシング詐欺サイトにアクセスした際には、警告メッセージを表示して注意を促す。

 「キーロギング/画面キャプチャー」機能を搭載し、ウェブサイトのフォーム入力にタイプしたIDやパスワード、個人情報などを盗もうとするスパイウェアをブロックするほか、PCの画面をキャプチャーする悪質なスパイウェアも防御する。ウェブサイトからダウンロードするファイルに対して、スパイウェアなどがないかをスキャンして安全性をチェックしたり、ファイルをダウンロードする際、送信元が正しいか確認することも可能。対応OSはWindows Vista、XP。