HOYA、8つの撮影シーンを自動認識するコンデジ、ペンタックスブランドで
HOYAは7月29日、「ペンタックス」ブランドのコンパクトデジタルカメラ｢PENTAX Optio M｣シリーズの最新モデルとして、スタンダードクラスの「PENTAX Optio M60」を8月22日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は2万円台半ばの見込み。
カメラを被写体に向けるだけで、最も適した撮影モードを自動的に選択する機能「オートピクチャー」モードの認識性能が向上。従来の「風景」「ポートレート」「夜景」「夜景ポートレート」「標準」「花」「スポーツ」に、ロウソクの明かりを自然な色合いで撮影できる「キャンドルライト」を新たに加え、世界最多の8シーンを自動で認識する。
人物撮影の際にピント合わせや露出設定を自動でおこなう「顔認識AF＆AE」機能を採用した。一度に認識できる顔は最大32人で、最短で約0.03秒の高速検出が可能。さらに、笑顔を判別して自動的に撮影する「スマイルキャッチ」や、撮影した瞬間の目つぶりをカメラが教えてくれる「まばたき検出」などの機能も備える。
最高ISO 6400の高感度撮影に対応し、静止画撮影時の手ぶれや被写体ぶれを軽減できる「Digital SR」モードを搭載。有効画素数は約1000万画素で、35mmフィルムカメラ換算で約36-180mm相当の画角が得られる光学5倍ズームレンズを装備する。光学ズームの画質を維持したまま、さらに拡大撮影できる「インテリジェントズーム」機能を備えており、最大で約28.5倍相当の高倍率ズーム撮影も可能。
記録媒体には約36.5MBの内蔵メモリ、SD/SDHCカードに対応する。電源は専用充電式リチウムイオンバッテリー。サイズは幅95×高さ55×厚さ23.5mmで、重さは110g。カラーはシルバー、ライトピンク、ブルーの3色。
