I・Oデータ、PC用のUSB外付け地デジチューナー、複数チューナー利用も可能

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2008/07/17 19:16

 アイ・オー・データ機器は7月16日、PCにUSB接続する外付け地上デジタル放送(地デジ)用チューナー「GV-MVP/HZ」を、7月下旬に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は14800円前後の見込み。


 PCとUSB経由でつなぎ地デジ用アンテナを接続することで地上デジが視聴できる。ハイビジョン(HD)画質での視聴に加え、PCのHDDに録画することも可能。ノートPCでも利用できる。電源にUSBバスパワーを採用することでACアダプタなどの外部電源を不要としたほか、B-CASカードを完全に収納するスロットイン構造を採用するなど、小型化を追求した。


 付属のTVアプリケーション「mAgicTV Digital」は、地デジ放送の視聴や録画はもちろん、外付けHDDへの直接録画やDVDへのコピーとムーブが可能。「ダビング10」には対応済み。なお、ブルーレイディスクへのダビング機能は、8月下旬のアップデートで対応する。


 また、複数の外付けチューナーを同時に使うことも可能。対応機種を組み合わせることで、最大で8チャンネルの番組を同時に録画できる。同社開発担当者は、「1.5TBのHDD容量があれば、7チャンネルを1日分フルに録画することも可能」としている。まだベータ版での提供だが、8月上旬には正式版をリリースする予定。

 そのほか、動画再生エンジン「Super Live Creationエンジン」を搭載し、HD画質ならではの高画質をリアルに再現。CPUの負荷を低減し、ロースペックなPCでもHD画質の視聴を可能にした。別売りのリモコン「GV-RCkit2」を利用すれば、番組録画設定やデータ放送の利用もリモコンで操作できる。


 対応OSは、Windows Vista(32ビット版)、SP1/XP SP2以降。サイズは、幅98×高さ25×奥行き92mm、重さ約110g。「B-CASカード」も同梱する。