ラトックシステム、電波弱くてもPCで地デジが映るブースター付きアンテナ
ラトックシステムは、電波状態の悪いところでも使えるPC用の地上デジタル放送対応アンテナ「REX-ANT1D」を、7月15日に数量限定で発売すると発表した。実測約20dbのブースターを内蔵し、WindowsとMacintoshの両OSに対応する。価格はオープンで、直販サイト「RATOC Direct」での価格は2980円。
電波が弱いために、デジタル放送の映像が表示されなかったり、アナログ放送でノイズやゴーストが発生する現象を、受信電波の増幅で改善。PCから発生する高周波ノイズの影響を受けにくい設計も採用し、クリアな映像を再現する。
受信可能な放送は地上デジタル放送(UHF 13ch?30ch)、地上アナログ放送(VHF 1ch?12ch・UHF 31ch?62ch)、FM放送(76?90MHz)で、ワンセグにも対応する。アンテナは可動式で、地デジを含むUHFの場合はループアンテナを、VHF・FMの場合は収納・伸縮可能なロッドアンテナを調整し、設置場所に応じて受信方向が変えられる。
電源はPCのUSBポートから供給するほか、別売りのACアダプタを接続して供給することもできる。アンテナ本体には液晶モニタなどに装着できるクリップが付いており、PCと一体化で持ち運び可能。着脱可能な据え置き用の補助スタンドが付属する。サイズは幅149×奥行き64×高さ47mm、重さは約175.2g。