キヤノン、長崎県にデジカメ新工場を建設、生産体制強化を図る
キヤノンは7月7日、デジタルカメラ生産の新会社「長崎キヤノン」を設立し、長崎県東彼杵郡波佐見町の波佐見工業団地内に新工場を建設すると発表した。09年1月に着工し、09年12月に操業を開始する。
キヤノンはデジタルカメラの増産に向け、新たな生産拠点の選定を進めていたが、九州にある大分キヤノンとの連携で、相乗効果が期待できるとして波佐見工業団地での工場建設を決定した。
新会社の従業員は、社員を中心に新卒や経験者を採用し、技術や技能の伝承も行っていく。キヤノンでは新工場で一眼レフとコンパクトタイプのデジタルカメラの生産体制を強化し、今後も拡大が見込まれる需要に対応する。