オリンパス、アスリート向けの3D立体・動体視力トレーニングシステム

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2008/07/07 10:05

 オリンパスビジュアルコミュニケーションズ(市川哲哉社長)は、動体視力を強化したいスポーツ選手を対象にした3D立体・動体視力トレーニングシステム「POWER3D Visual Training SystemVL370」を発売した。価格はオープン。実勢価格は80万円前後の見込み。

 同社では汎用の液晶ディスプレイで安定した3D立体表示を可能にする世界初の技術「時分割最適化機能(特許出願中)」を開発。同時に、独自の3D立体映像製作技術「OLYMPUS POWER3D」を搭載することで、眼前十数センチから無限遠の空間までの奥行き・飛び出しといった立体視表現を可能にした。

 そのため、物体の前後運動による「奥行き方向の動体視力」をはじめ、空間内のあらゆる動体視力トレーニングを、現実の協議状況に近い形でトレーニングすることができる。

 システムは19インチ液晶ディスプレイを採用。同社の従来機種と比べ、奥行きが27.9cm減の薄い20センチ、重量は22kg減の7kgに小型・軽量化した。年間の100台の販売を目指す。