日本HP、タッチパネル搭載のデスクトップPC、量販店でも販売
ラインアップは、直販サイトモデル「IQ501jp」「IQ503jp」と、量販店モデルの「IQ507jp」の3モデル。直販サイトモデルは7月18日に、量販店モデルは7月下旬に発売する。価格は、「IQ501jp」が13万9860円、「IQ503jp」が19万9500円。「IQ507jp」はオープン。
「IQ500」シリーズは、光学センサと強化ガラスを採用した液晶ディスプレイと、PCがセットになった一体型のデスクトップPC。解像度は1680×1080。ディスプレイに指で触れることで、HPが開発した独自ソフト「HP TouchSmart ソフトウェア」に対応した、Webブラウザやビデオ・音楽ファイルの検索・再生、カレンダー、RSSリーダーといった8種類の機能が操作できる。
再生したい音楽ファイルに触ると音楽が流れたり、写真に触れて指を動かすと触った部分を拡大・縮小できたりするほか、指で書いた文字を認識してテキストデータに変換することもできる。「HP TouchSmart ソフトウェア」以外の操作は、一般的なPCと同様にマウスとキーボードで行う。
主なスペックは、「IQ501jp」がCore 2 Duo T7250、320GBのHDD、「IQ503jp」がCore 2 Duo T7250、750GBのHDD、「IQ507jp」がCore 2 Duo T8100、500GBのHDDを搭載。いずれもOSはWindows Vista Premiumの64bit版で、メモリは4GB。DVDスーパーマルチドライブを搭載する。本体サイズは幅53.5×高さ44.3×奥行き18.8cmで、重さ11.6kg。
中原和洋・パーソナルシステムズ事業統括マーケティング統括本部商談支援マネージャは、07年秋に発売した前モデル「HP TouchSmart PC IQ700」と比較し、「画面サイズが19型ワイドから22型ワイドへ拡大し、OSが64ビット版の『Windows Vista HomePremium』になったことでタッチ操作時の処理速度が向上した」と説明。また、「『IQ700』は正直期待していたほど売れなかったが、今回の『IQ500』は前モデルと比べて2-3倍以上の売上目標を設定している。ユーザーには是非、量販店の店頭で、軽快で直感的な操作を体感して欲しい」とアピールした。