ソニー、省エネ基準率232%を達成した液晶テレビ「BRAVIA」の新モデル

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2008/06/18 11:41

 ソニーは6月17日、液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」の新モデルとして、省エネ性能に優れた32V型の「KDL-32JE1」を、7月30日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は15万円前後の見込み。

 ハイビジョン/アナログ両方の映像を高画質化する「ブラビアエンジン2」を搭載するほか、毎秒24コマのフィルム映画を忠実に再現する映画観賞用の機能「24p True Cinema」を備える。HDMIケーブルで他のデジタル機器と接続して連携操作ができる「ブラビアリンク」にも対応。2.4GHz無線通信を採用した「おき楽リモコン」を同梱する。

 また、省エネ法が定める年間消費電力量の基準値に対して232%と高い達成率を記録。光透過率の高い光学フィルムと、発光効率の良い蛍光管を採用し、低い電圧で映像を表示できるようになった。同等の性能を持つ従来モデル「KDL-32J1」の年間消費電力が115Wh/年であるのに対し、「KDL-32JE1」は86Wh/年と、省エネ性能を向上させている。光学フィルムを製造する際に発生する廃棄材料を部品として再生する素材の自社循環システムも活用している。

 地上/BS/110度CSデジタルチューナーを内蔵し、解像度は1366×768ドット、視野角は上下左右178度で、コントラスト比は2500:1。カラーはシルバーとシャンパンゴールドの2色を揃える。本体サイズは、幅79.4×奥行き9.9×高さ54mmで、重量は13.0kg。