イー・モバイル、iPhoneに対抗するタッチパネルスマートフォンなど2機種
イー・モバイル(千本倖夫会長兼CEO)は6月10日、中国のファーウェイ・テクノロジーズ製の音声端末「H11HW」を6月14日、台湾のHTC製スマートフォン「EMONSTER lite(S12TH)」を7月下旬に発売すると発表した。2機種ともに下りの通信速度が3.6Mbps(メガビット/秒)の3.5GのHSDPAに対応する。
「H11HW」はイタリアの自動車メーカー、ブガティの車からヒントを得たデザインが特徴の端末。200万画素のデジタルズームのCMOSカメラ、PCから音楽や動画転送して再生できるメディアプレーヤー機能、Blutoothを搭載。テレビ電話機能も備える。メインディスプレイは2インチのQCIF+液晶。HSDPAのデータ通信をしながら同時に音声通話やテレビ電話を利用することもできる。折りたたみ時のサイズは幅49.5×高さ97.8×厚さ17.5mm、電池パックを含む重さは約105g。カラーはブラックとホワイトの2色。
初期費用は「ベーシック」で2万9980円、2年契約の「新にねん」で5980円。テレビ電話の通話料は月額料金が980円の「定額パック24」加入の場合で30秒あたり18.9円、非加入で37.8円。「定額パック24」を利用した場合の通信料は「業界最安値」(エリック・ガン社長兼COO)だという。
一方、「EMONSTER lite」は既に発売している「EMONSTER」の第2弾機種で、タッチパネルを指で触れて操作する「TouchFLO」を採用した。ディスプレイは2.6インチのQVGAフラットタッチパネル液晶で、端末はスライドタイプで液晶部分を上にあげると使える10キーを装備。スタイラスペンも付属する。OSはWindows Mobile 6を搭載した。
サイズは高さ107×幅55×厚さ15.8mm、電池パックとスタイラスペンを含めた重さは約120g。タッチパネル式のスマートフォンでは国内最薄の端末だという。初期費用は未定。
同時に国際電話サービスも発表した。7月1日から開始する。対象国は57か国で、米国、中国、韓国、台湾など10か国には1分あたり36円。英国、豪州、フィリピン、インドネシアなど18か国へは1分あたり54円で通話できる。イー・モバイルの利用者であれば手続き不要で利用することができる。
発表会でエリック・ガン社長兼COOは「テレビ電話は料金が高く、日本では利用者が少なかったが『H11HW』で業界最安値の料金で提供することでユーザーが安心して使うことができる。『EMONSTER lite』も片手操作の指スライドで国内最薄と非常に使いやすい端末」と述べ、端末に自信をみせた。
会見にはファーウェイ・テクノロジーズのアレックス・ジャン・アジア・パシフィック地域端末部門担当プレジデントとHTC Nipponのデビッド・コウ社長も出席。アレックス端末部門担当プレジデントは「当社はイー・モバイルにデータカードを提供することで日本のモバイルブロードバンド市場で50%以上のシェアを握っている。今年はアジア太平洋地域で1000万台の出荷を狙いたい」と述べる一方、デビッド社長は「HTCはイー・モバイルとともに革新的な製品を日本で提供していく」と、それぞれ意気込みを語った。
イー・モバイルの千本倖夫会長兼CEOは、「EMONSTER lite」と同じタッチパネルを採用し、7月にソフトバンクモバイルから発売されるアップルのiPhoneについて触れ「iPhoneだけがタッチパネルのケータイではない。これからはスマートフォンでは世界でダントツのHTCのようなメーカーがタッチスクリーンを採用していく流れが加速して競争が起きる。iPhoneの独壇場は終わった」と述べた。
また、日本の携帯電話の料金についても言及「日本の携帯電話料金の盲点は月額の使用料金で、『通話料』にもっと焦点をあてるべき。世界的には月額の使用料金が重要で、ここをどれくらい安くできるかが大きい。日本は世界と比べて通話料が非常に高い。我われは(定額パック24で固定への着信料金の場合では)30秒あたり5.25円と安くしている。これからも世界レベルで通話料を提供していきたい」と強調した。
「H11HW」はイタリアの自動車メーカー、ブガティの車からヒントを得たデザインが特徴の端末。200万画素のデジタルズームのCMOSカメラ、PCから音楽や動画転送して再生できるメディアプレーヤー機能、Blutoothを搭載。テレビ電話機能も備える。メインディスプレイは2インチのQCIF+液晶。HSDPAのデータ通信をしながら同時に音声通話やテレビ電話を利用することもできる。折りたたみ時のサイズは幅49.5×高さ97.8×厚さ17.5mm、電池パックを含む重さは約105g。カラーはブラックとホワイトの2色。
初期費用は「ベーシック」で2万9980円、2年契約の「新にねん」で5980円。テレビ電話の通話料は月額料金が980円の「定額パック24」加入の場合で30秒あたり18.9円、非加入で37.8円。「定額パック24」を利用した場合の通信料は「業界最安値」(エリック・ガン社長兼COO)だという。
一方、「EMONSTER lite」は既に発売している「EMONSTER」の第2弾機種で、タッチパネルを指で触れて操作する「TouchFLO」を採用した。ディスプレイは2.6インチのQVGAフラットタッチパネル液晶で、端末はスライドタイプで液晶部分を上にあげると使える10キーを装備。スタイラスペンも付属する。OSはWindows Mobile 6を搭載した。
サイズは高さ107×幅55×厚さ15.8mm、電池パックとスタイラスペンを含めた重さは約120g。タッチパネル式のスマートフォンでは国内最薄の端末だという。初期費用は未定。
同時に国際電話サービスも発表した。7月1日から開始する。対象国は57か国で、米国、中国、韓国、台湾など10か国には1分あたり36円。英国、豪州、フィリピン、インドネシアなど18か国へは1分あたり54円で通話できる。イー・モバイルの利用者であれば手続き不要で利用することができる。
発表会でエリック・ガン社長兼COOは「テレビ電話は料金が高く、日本では利用者が少なかったが『H11HW』で業界最安値の料金で提供することでユーザーが安心して使うことができる。『EMONSTER lite』も片手操作の指スライドで国内最薄と非常に使いやすい端末」と述べ、端末に自信をみせた。
会見にはファーウェイ・テクノロジーズのアレックス・ジャン・アジア・パシフィック地域端末部門担当プレジデントとHTC Nipponのデビッド・コウ社長も出席。アレックス端末部門担当プレジデントは「当社はイー・モバイルにデータカードを提供することで日本のモバイルブロードバンド市場で50%以上のシェアを握っている。今年はアジア太平洋地域で1000万台の出荷を狙いたい」と述べる一方、デビッド社長は「HTCはイー・モバイルとともに革新的な製品を日本で提供していく」と、それぞれ意気込みを語った。
イー・モバイルの千本倖夫会長兼CEOは、「EMONSTER lite」と同じタッチパネルを採用し、7月にソフトバンクモバイルから発売されるアップルのiPhoneについて触れ「iPhoneだけがタッチパネルのケータイではない。これからはスマートフォンでは世界でダントツのHTCのようなメーカーがタッチスクリーンを採用していく流れが加速して競争が起きる。iPhoneの独壇場は終わった」と述べた。
また、日本の携帯電話の料金についても言及「日本の携帯電話料金の盲点は月額の使用料金で、『通話料』にもっと焦点をあてるべき。世界的には月額の使用料金が重要で、ここをどれくらい安くできるかが大きい。日本は世界と比べて通話料が非常に高い。我われは(定額パック24で固定への着信料金の場合では)30秒あたり5.25円と安くしている。これからも世界レベルで通話料を提供していきたい」と強調した。