キヤノン、1010万画素の入門デジ一眼「EOS KissF」、ボディ7万円前後で

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2008/06/10 19:18

 キヤノンは6月10日、デジタル一眼レフカメラ「EOS DIGITALシリーズ」のエントリーモデルとして、1010万画素の「キヤノンEOS KissF」を6月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。実勢価格はボディのみが7万円前後、「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」とのレンズキットが8万円前後の見込み。

 製品名に「Family」「Friendly」を表す「F」を冠したエントリーモデルで、「EOS DIGITALシリーズ」で最軽量の約450gを実現した。約1010万画素のCMOSセンサー(22.2×14.8mm、APS-Cサイズ)、高性能映像エンジン「DIGICIII」を搭載した。オートフォーカス用に7点の測距センサーを備え、中央部にクロスセンサーを採用。「ライブビュー撮影機能」を搭載し、リアルタイムの映像を2.5型の広視野角液晶モニタで確認しながら撮影できる。

 センサーダスト対策として、超音波振動によりゴミを振るい落とす「セルフクリーニングセンサーユニット」機能を搭載。さらにシャッターユニットなどカメラ内部からのゴミの発生を抑える構造と素材を採用。CMOSセンサーへのゴミ付着を低減する帯電防止機構も備える。

 本体サイズは幅126.1×高さ97.5×奥行き61.9mm。記録媒体はSDメモリーカード。20種類の手ブレ補正機構搭載のISレンズ、超広角や超望遠を含む60種類以上のEFレンズすべてに対応する。