KDDI、「シンプルコース」向けに新料金プランを導入、分割払いも可能に
auは2年間の利用を条件に、auが携帯電話の端末料金を税込みで2万1000円を補助する「フルサポートコース」と、補助金はないが利用期間の契約がない上、「フルサポートコース」より格安の料金プランを利用できる「シンプルコース」の2つのプランを提供している。
割賦販売制は「シンプルコース」にのみ適用。支払い回数を、12回払い/24回払い/一括払いから選択できる。なお、対象機種は「Cyber-shotケータイ W61S」と、08年夏モデル以降の新機種。
また、割賦販売制の導入に伴い基本料金プランを改訂。従来「シンプルコース」は、「シンプルプランS」と「シンプルプランL」2つのプランを用意していたが、「フルサポートコース」と比較しやすいようにプラン数を揃え、無料通話時間や通話料金を同じにした。
「新シンプルプラン」として、7つのプランを用意。最も低廉の月額プラン「プランSSシンプル(基本料金1961円/無料通話1050円)」は、2年間の継続契約を条件に基本料金が半額になる「誰でも割」を適用すると、基本料金が980円(無料通話1050円)になる。
同社は、いままで「フルサポートコース」を中心に販売戦略を展開。会見で高橋誠・常務コンシューマ事業統轄本部長は、新料金プランについて「2つのプランを同等に捉えている。多様化するなかにお客様のニーズにあったプランを用意していきたい」と説明した。