パナソニック、薄紙も読み込める自動給紙方式の業務用高速カラースキャナ

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2008/05/30 16:24

 パナソニックコミュニケーションズは5月29日、複写伝票などの薄紙も自動給紙方式で読み取り可能な、業務用の高速スキャナ「KV-S4085CWN」「KV-S4065CWN」を、6月13日に発売すると発表した。価格は「KV-S4085CWN」が165万9000円、「KV-S4065CWN」が113万4000円。

 両機とも自動給紙方式の業務用カラースキャナで、解像度300dpiの場合、「KV-S4085CWN」は片面80枚/分、両面160ページ/分、「KV-S4065CWN」は片面60枚/両面120ページ/分の速度で読み取りができる。紙重量20-209g/m2の用紙に対応し、給紙ローラーの圧力を自動で調整することで、ノンカーボンタイプの複写伝票などの薄紙のほか、表面がつるつるした紙やざらざらした紙を同時に給紙しても安定してスキャンする。

 また、ステープルで綴じられている原稿が給紙された場合は、センサーが異常な動きを検知して自動的に動作をストップする。「KV-S4085CWN」には、超音波式の重送検知センサーを3基搭載し、原稿の重なりによるトラブルを防止する確率を高めている。原稿の排出方向によって、設置スペースを省略できるカーブパスと、長い用紙や厚めの紙をスムーズに読み取るストレートパスの切り替えも可能。

 読み取り解像度は100-600dpiで、カラー/モノクロの出力に対応する。インターフェイスはUSB2.0で、サイズは幅47.4×奥行き58.5×高さ32.9cm。