日立、罫線や方眼の「テンプレート機能」を搭載した液晶プロジェクタ
日立製作所(古川一夫社長)は5月29日、新機能の「テンプレート機能」や「ハイブリッドフィルター」を搭載する液晶プロジェクタ「CP-X450J」を、6月10日に発売すると発表した。価格は39万9000円。
「CP-X450J」は輝度3500lmの液晶プロジェクタ。罫線や方眼を黒板やホワイトボードに投影し、プレゼンテーターが、図やグラフを書きやすくなるよう、「黒地に白罫線」「白地に黒罫線」「方眼白地に黒線」「方眼黒地に白線」の4種類のテンプレートが利用できる。2種類のエアフィルターを吸気部に2層設置した独自の「ハイブリットフィルター」を採用。フィルタ清掃の間隔が、従来機種の400時間から2000時間に延び、メンテナンスの手間を大幅に省略した。
出力10Wのスピーカーを内蔵し、スタンバイ時にも音声だけを出力できる「オーディオ・パススルー機能」に対応する。スタンバイ時の機能を一部制限することで消費電力を5Wに抑える「セービングモード」、よく使う入力ソースにワンタッチでアクセスできる「MY SOURCE/DOC CAMERA」機能なども利用可能。本体内部には重力センサーも搭載し、本体の傾きも補正する。サイズは幅34×奥行き27×高さ10cmで、重さは3.5kg。