キューアンドエー、訪問サポート案件とスタッフのマッチングを自動化

ニュース

2008/05/26 17:30

 キューアンドエー(金川裕一社長)は5月26日、デジタル関連機器の訪問サポート案件とスタッフのマッチングを自動で行う「訪問サポート自動手配システム」を開発し、6月から運用を開始すると発表した。

 同社はこれまで、マッチング作業の一部を手作業に依存していたが、新システムでは、年間約30万件の訪問サポート業務を反映したアルゴリズムを盛り込み、マッチング作業を自動化。訪問サポート案件の発生と同時にスキル、エリア、スケジュールなど複数の情報を総合的に判断し、スタッフのマッチングと手配を自動で行う。

 システムは同社内での利用のほか、活用希望の事業者を対象に、インターネット経由でインターフェイスを公開する。さらに、ユーザーから事業者へのサポートの申し込みがある場合、その場でスタッフの手配まで完了できる仕組みの開発も進めている。

 将来的には、デジタル関連機器の訪問サポートに限らず、多様な訪問サービスをWebサイトや携帯電話、コンビニの端末などを経由してユーザーが直接申し込み、自動で訪問の手配が決定するオープンな環境への展開を計画中。