日本SGI、国営公園でセグウェイの実証実験を開始、管理用途に活用
日本SGI(佐藤年成社長)は5月21日、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で、立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」を園内の管理用途に活用する実証実験を開始したと発表した。
今回の実証実験は、07年10月から東京ビッグサイトで行われた「セグウェイ」の警備用途としての実証実験に続き、国内では2回目。国営ひたち海浜公園に4台の「セグウェイPT i2 警備向けパッケージ」を提供し、園内管理における「セグウェイ」の有用性を3か月間にわたり検証。「セグウェイ」の利用用途の中でも急成長している警備、巡回における有用性の追求を目指す。
電動式で排出ガスはゼロという環境面に配慮した乗り物である点のほか、小回りがきき機動性に優れる、周囲からの視認性が高く同時に広範囲を見渡せるという点が評価され、実証実験に試用されることになったという。
日本SGIでは、06年から国内正規総販売代理店として「セグウェイ」を販売しており、短距離から数キロ程度の移動、巡回などの移動に適した「セグウェイ」の特徴を生かし、公共エリアなどでの利用法の検討を進めている。また、欧米での歩道や自転車道での運用実績から、国内の私有地内での利用を進めている。