オリンパス、ボディ内手ブレ補正機能搭載のデジ一眼「E-520」

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2008/05/14 14:53

 オリンパスイメージング(大久保雅治社長)は5月13日、デジタル一眼レフカメラ「オリンパス E-システム」ブランドの新製品「E-520」を、5月下旬に発売すると発表した。

 「E-520」は、センサーシフト式のボディ内手ブレ補正機能を搭載するデジタル一眼レフカメラ。独自の超音波駆動方式「SWD」、正確にカメラのブレを検知できるジャイロセンサーにより、最大4EVステップに相当する補正効果が得られる。同社と米イーストマン・コダックの共通規格「フォーサーズシステム規格」に準拠するすべてのレンズが使用可能で、35mmフィルム換算で18mmから600mmまで、約33倍の焦点距離で手ブレ補正に対応する。

 1000万画素の「新Live MOSセンサー」、高品質な画像処理エンジン「TruePicIII」を搭載。高速でピント合わせが可能な「ハイスピードイメージャ AF」、液晶で被写体を確認して撮影するライブビュー時に、ミラーを上げ下げせずすばやくオートフォーカスできる「AF ライブビュー」機能を備える。「フェイス&バックコントロール」は、最大8人の顔に対応する顔検出機能と連動して背景と顔の露出を調整する。

 ダストリダクションシステムは超音波による方式を採用。秒速3.5コマの高速連写が可能で、撮影前に4つの画像をモニタに表示し、画像の補正と調整の仕方を選べる「パーフェクトショットプレビュー」機能も備える。別売りの外部フラッシュ「FL-50R」「FL-36R」と使用すれば、複数台のフラッシュをワイヤレスで操作できる。

 価格はオープンで、実勢価格はボディのみが8万円前後、「ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」とのレンズキットが9万円前後、「ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」「ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」とのダブルズームキットが11万円前後の見込み。