ビクター、フルHDの17倍、世界最高約3500万画素表示が可能なデバイスを開発

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2008/05/02 18:50

 日本ビクターは5月2日、世界最高3500万画素の映像を表示するプロジェクター用高精細反射型デバイス「1.75インチ 8K4K D-ILA デバイス」を開発したと発表した。

 画素ピッチ4.8μmの微細画素技術により、対角1.75インチながら世界最高画素数の約3500万画素(水平8192×垂直4320)表示を実現する。次世代放送技術として注目されている解像度7680×4320ドットのスーパーハイビジョンにも完全対応する。フルハイビジョンの17倍、解像度4096×2160ドットの4倍の超高精細映像を表示する。

 また、画素間ギャップ0.24μmにより、開口率は90%以上。反射面における光の散乱などを抑えることで、デバイス単体コントラスト20000:1の高コントラストを実現する。