小泉今日子さんに抱っこされたのが芸能界に興味をもったきっかけです

　グラビアを中心に活躍する折原さん。笑いながら、「私、こういう仕事に向いているんです」と語る。そんな、折原さんが芸能界に興味をもったきっかけは、子どもの頃のあるハプニングだった。

　ものごころがつく前、近所の遊園地で小泉今日子さんのコンサートがあって、私、公演中に勝手にステージに上がっていったんです。そうしたら、小泉さんが抱っこしてくれたそうなんですよ。それがきっかけのような気がします（笑）。小さい頃からずっと、こういう世界のお仕事をしたかった。だから、スカウトされたときは、喜んで飛び込みました。

　いまは、グラビアを中心に頑張っています。 写真を撮られるのが好きなので、グラビアは楽しいですよ。自分で紙面で見て「かわいい！」って思ったり（笑）。テレビのお仕事は、あとから映像を見て反省することが多いんですが、グラビアは本物よりきれいなことがあったりしますしね（笑）。いろいろな土地へ行くのが好きなので、ロケも苦になりません。その土地のおいしいものを食べたり、風景を見たりするだけで楽しい。

歌える女優さんになることが夢

　現在、テレビは日本テレビ『ラジかるっ』に出演中。この春に終了したが、TBSラジオ『ケンドーコバヤシのキミナグ』や、テレビ東京『どハッスル』ではケンドーコバヤシの相方を務め、丁々発止のやりとりでMCとしての才能を存分に示した。 本人は「バラエティはあまり得意ではない」と言うが……。

　バラエティに出ると面白がってくれる方もいてうれしいんですが、性格的に頑張りすぎちゃうんです。ついうっかりよけいなことを言って、あとで反省することが多くて……。先日も、先輩に「最近、オーラが出てきましたよね」とか言ってしまいました。どれだけ上から目線なんだよって（笑）。反省しているんですけれど、たぶん、また同じようなことを言ってしまうんでしょうね。

　演技もやりたいんですが、なかなかチャンスがありません。最近、小劇団の舞台を見るのが好きで、先週も2回行ったんですよ。面白い内容だと、思いっきり劇の中に入り込んでしまいますね。自分でも小劇場の舞台に立ってみたいな。もちろん、映画やドラマにもチャレンジしたいですね。歌える女優さんになることが、夢なんです。TVドラマ『斉藤さん』で主演して、主題歌を歌った観月ありささんに、憧れています。

　歌といえば、昨年1月に「ETERNAL-君へのキモチ-」で歌手としてデビューしました。出演させていただいた映画『ガラスのヒール?レースクイーンの女神たち The Movie?』のエンディングタイアップ曲なんです。今年の5月21日には初アルバム『キスして欲しい』をリリースしました。中森明菜さんの｢スローモーション｣をカバーしたんですが、これは難しかったあ！

パズルゲームなら誰にも負けません！

　グラビアやテレビの仕事は、待ち時間が多い。セッティング待ち、出番待ち……そんなときに、折原さんが手放せないのが、「ニンテンドーDS Lite」だ。

　シューティングゲームや格闘ゲームは苦手ですが、パズルゲームだけは誰にも負けませんよ！　子供の頃は、近所で有名なゲーマーだったんです。「ぷよぷよ」が得意で、私に挑戦するために、家の前に友達が何人も列をなして並んでいたくらい（笑）。いまでも腕は衰えていませんよ！　この間、お兄ちゃんと勝負して、もちろん圧勝でした。オンラインのパズルゲームで、何万人も参加している中で3位に入ったり、ケータイのパズルゲームで2位になったこともあります。ケータイのときは、5時間ぶっ通しでプレイして、ゲームオーバーになる前に電池切れになりました（笑）。

　ニンテンドーDS Liteは、一昨年の誕生日に自分へのプレゼントとして買いました。普通、女の子だったらアクセサリーや洋服を買うんでしょうけど、私はデジタルグッズをよく買うんです。「脳を鍛える大人のDSトレーニング」と一緒に買いました。物忘れが激しいので、脳のトレーニングをしようかなと思って（笑）。

　いまは「レイトン教授と悪魔の箱」にハマっています。アドベンチャーゲームなんですが、パズルの要素も強くって私向き！　あと、「おいでよ　どうぶつの森」も好きですね。事務所の仲間もみんなやってて、通信して遊んでいます。

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