ロジクール、「グランツーリスモ」公認コントローラーの体験イベント
「Driving Force GT」は、PLAYSTATION 3専用のレースゲームソフト「グランツーリスモ5プロローグ」用に設計したステアリング型コントローラ。「グランツーリスモ」シリーズの開発元であるポリフォニー・デジタルと協力して約2年の歳月をかけて開発したという。
イベント冒頭でケン・オーバーマン社長は「今回の製品は我々の08年度のキープロダクト。是非『Driving Force GT』を使い、『グランツーリスモシリーズ』の新しい興奮を体験して欲しい」と挨拶した。
新製品は、強力なフォースフィードバック機能やブレーキバイアス、素早いトラクションコントロール制御を可能にする「リアルタイムアジャストメントダイヤル」を装備。ゲームのプレイ中に、リアルタイムで車体のチューニングを行なうことができる。
リムには、ラバー加工を施した11インチの大型ステアリングを採用し、操作性に配慮。ステアリングの回転角はロック・トゥー・ロックで2回転半(900度)の回転角を実現し、カーブでの操縦精度を向上させている。
ステアリング部の本体サイズは幅35×高さ26×奥行き29cm、重さは2.5kg。また、付属するペダル部のサイズは幅28×高さ16×奥行き33cmで、重さは1.3kg。ゲーム機とはUSBで接続し、電源はACアダプタ。
「Driving Force GT」の開発に携わった米Logitechのルーベン・ムカジー・ゲーミングビジネスユニットプロダクトマーケティングディレクターは「モーターのトルクやギアの状況など、車がどう走っているかをリアルタイムに伝えてくれる製品。デザインや耐久性にも気を使っており、『グランツーリスモ』における新しい基準を設定できたと思う」と語り、製品の出来ばえに自信を見せた。