リンクス、「08年は電源の年」に、新ブランド「Signature」で2モデル
リンクスインターナショナル(川島義之代表取締役)は4月18日、米Antec製の電源の新ブランド「Signature」として、効率性の高さを示す認証「80PLUS Bronze」を取得した2モデルを5月に発売すると発表した。価格はオープン。ラインアップと実勢価格は、650Wの「SG-650」が2万9800円前後、850Wの「SG-850」が3万5800円前後の見込み。
2モデルともに2層基盤を採用して基板上の密度を低くし、エアフローを向上。PWM制御ファンによってノイズを抑えた。ファンとコンデンサーは日本製を使用することで寿命を長くした。電圧制御モジュールは5V、3.3V系統に採用。米の独立機関の基準による電源の認証「80PLUS Bronze」も取得した。電源本体で消費する電力を抑え、各パーツに供給する電力量を増加した。サイズは18×15×8.5cm。
新ブランドの発表会は東京・秋葉原のAntecショールームで開催。技術担当の陳宗明氏が詳細な電源の解説を行ったほか、副社長のScott Richards氏も登場。Richards氏は、「『革新性』『デザイン』を兼ね備えたAntecにとって、日本の市場はとても重要。既に日本で評価を得ているPCケースに加え、『08年は電源の年』として、電源に注力していきたい」と方向性を語った。