NEC、家庭用PCシステムの本格展開で新ブランド「Lui(ルイ)」
NECは4月15日、ホームサーバーを中心にした家庭用コンピューターシステムの新ブランド「Lui(ルイ)」の第1弾製品を発売すると発表した。ホームサーバーPC「Lui SX」2モデルと、PCリモーター端末としてノートタイプ「Lui RfN」、ポケットタイプ「Lui RP」、デスクトップPC「VALUESTER R Luiモデル」2モデルを、4月下旬から順次発売する。価格は全てオープン。
「Lui」とは「Life with Ubiquitous Integrated solutions」の略で、家庭内に散在している映像や音楽、写真などをホームサーバーPCで一元管理するシステム。サーバーPC内のコンテンツをリビングや個室のPCなどに配信したり、専用端末を使って外出先からサーバーPCを遠隔操作することができる。
システムの中心はホームサーバーPC「Lui SX」で、サーバーPC機能とHDDレコーダー機能を備える。リビングPCのように、HDMI端子で接続した薄型テレビをディスプレイとして使用する。「ハイリライアブルデザイン」と呼ぶ、PC機能とレコーダー機能を分離して処理する構造を採用し、録画中でもPC部への負荷は掛からないよう設計した。PCとレコーダーそれぞれ別のHDDを搭載する。
PC部では、CPUに2.0GHzのCore 2 Duoプロセッサー T7200を採用。デュアルチャネル対応の2GBメモリ、ATI Mobility Radeon HD 2600のグラフィックボードを搭載する。内蔵HDDは320GB、OSはWindows Vista Home Premium with Service Pack 1。また、ワイヤレスのキーボードとマウスを付属する。
HDDレコーダー部には、地上デジタルチューナー1基と、地上デジタル/BS/110度CSデジタルチューナー1基、それぞれ録画専用のデジタルチューナーを搭載する。デジタル放送の2番組同時録画も可能。独自の録画・配信技術「マルチレコードキャストテクノロジ」を採用し、異なる2番組を同時録画しながら、異なる録画番組を2つのPC端末に屋内ネットワーク経由で同時配信することができる。ただし、配信先はDLNA対応のテレビと、デジタル放送管理ソフト「LuiStation/PLAYER」をインストールした同社の対応PCに限られる。
ラインアップと実勢価格は、ブルーレイディスク(BD)ドライブと1TBの録画用HDDを搭載する「SX700/1G」が38万円前後、DVDスーパーマルチドライブ、500GBの録画用HDDを搭載した「SX500/1G」が34万円前後。
PCリモーター端末の「Lui RN」と「Lui RP」は、自宅にあるホームサーバーPCを遠隔操作するための端末で、独立したアプリケーションなどは搭載しない。無線LANなどを利用したネットーワークを介して、ホームサーバーPCの全てのPC操作を遠隔操作できるリモートスクリーン機能と、リモート端末側のSDメモリカードやUSBメモリにサーバーPCのファイルを保存できるファイル転送機能を備える。
ノートタイプ「Lui RN」は、B5サイズのノートPCとほぼ同じサイズで、ディスプレイに10.6型のWXGA液晶と、ノートPCと同等のキーボードを備える。OSはWindows CE 5.0。HDDやメモリがないため、薄さ15.8mm、重さ650gの小型・軽量化を実現した。ネットワークは有線LANとIEEE802.11b/g規格の無線LANに対応する。サイズは、幅258×奥行き199×薄さ15.8mm。バッテリー駆動時間は最大4.6時間。実勢価格は9万円前後見込み。
ポケットタイプ「Lui RP」は、4.1型のタッチパネル付きWVGA液晶とスライド式キーボードで構成する重さ約250gのPDA型端末。ポケットに入れて持ち運ぶことができる。OSはWindows CE 5.0、IEEE802.11b/g対応の無線LAN機能を搭載する。サイズは、幅142×高さ80×薄さ22mm。バッテリー駆動時間は約5.4時間。実勢価格は5万円前後の見込み。
一方、PCリモーター端末の遠隔操作に対応するセパレート型デスクトップPCとして、19型ワイド液晶搭載の「VALUESTER R Luiモデル」もラインアップした。録画番組などコンテンツ配信には対応しないが、高性能プレミアムPCとしても十分な仕様にしたのが特徴。クアッドコアCPUと500GBのHDD、BDディスクドライブを搭載する「VR970/MG」と、デュアルコアCPUと320GBのHDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載する「VR500/MG」の2モデルで、いずれもOSにWindows Vista Home Premium with Service Pack 1、統合オフィスソフトにOffice Personal 2007を搭載する。実勢価格は「VR970/MG」30万円前後、「VR500/MG」22万円前後の見込み。
「Lui」とは「Life with Ubiquitous Integrated solutions」の略で、家庭内に散在している映像や音楽、写真などをホームサーバーPCで一元管理するシステム。サーバーPC内のコンテンツをリビングや個室のPCなどに配信したり、専用端末を使って外出先からサーバーPCを遠隔操作することができる。
システムの中心はホームサーバーPC「Lui SX」で、サーバーPC機能とHDDレコーダー機能を備える。リビングPCのように、HDMI端子で接続した薄型テレビをディスプレイとして使用する。「ハイリライアブルデザイン」と呼ぶ、PC機能とレコーダー機能を分離して処理する構造を採用し、録画中でもPC部への負荷は掛からないよう設計した。PCとレコーダーそれぞれ別のHDDを搭載する。
PC部では、CPUに2.0GHzのCore 2 Duoプロセッサー T7200を採用。デュアルチャネル対応の2GBメモリ、ATI Mobility Radeon HD 2600のグラフィックボードを搭載する。内蔵HDDは320GB、OSはWindows Vista Home Premium with Service Pack 1。また、ワイヤレスのキーボードとマウスを付属する。
HDDレコーダー部には、地上デジタルチューナー1基と、地上デジタル/BS/110度CSデジタルチューナー1基、それぞれ録画専用のデジタルチューナーを搭載する。デジタル放送の2番組同時録画も可能。独自の録画・配信技術「マルチレコードキャストテクノロジ」を採用し、異なる2番組を同時録画しながら、異なる録画番組を2つのPC端末に屋内ネットワーク経由で同時配信することができる。ただし、配信先はDLNA対応のテレビと、デジタル放送管理ソフト「LuiStation/PLAYER」をインストールした同社の対応PCに限られる。
ラインアップと実勢価格は、ブルーレイディスク(BD)ドライブと1TBの録画用HDDを搭載する「SX700/1G」が38万円前後、DVDスーパーマルチドライブ、500GBの録画用HDDを搭載した「SX500/1G」が34万円前後。
PCリモーター端末の「Lui RN」と「Lui RP」は、自宅にあるホームサーバーPCを遠隔操作するための端末で、独立したアプリケーションなどは搭載しない。無線LANなどを利用したネットーワークを介して、ホームサーバーPCの全てのPC操作を遠隔操作できるリモートスクリーン機能と、リモート端末側のSDメモリカードやUSBメモリにサーバーPCのファイルを保存できるファイル転送機能を備える。
ノートタイプ「Lui RN」は、B5サイズのノートPCとほぼ同じサイズで、ディスプレイに10.6型のWXGA液晶と、ノートPCと同等のキーボードを備える。OSはWindows CE 5.0。HDDやメモリがないため、薄さ15.8mm、重さ650gの小型・軽量化を実現した。ネットワークは有線LANとIEEE802.11b/g規格の無線LANに対応する。サイズは、幅258×奥行き199×薄さ15.8mm。バッテリー駆動時間は最大4.6時間。実勢価格は9万円前後見込み。
ポケットタイプ「Lui RP」は、4.1型のタッチパネル付きWVGA液晶とスライド式キーボードで構成する重さ約250gのPDA型端末。ポケットに入れて持ち運ぶことができる。OSはWindows CE 5.0、IEEE802.11b/g対応の無線LAN機能を搭載する。サイズは、幅142×高さ80×薄さ22mm。バッテリー駆動時間は約5.4時間。実勢価格は5万円前後の見込み。
一方、PCリモーター端末の遠隔操作に対応するセパレート型デスクトップPCとして、19型ワイド液晶搭載の「VALUESTER R Luiモデル」もラインアップした。録画番組などコンテンツ配信には対応しないが、高性能プレミアムPCとしても十分な仕様にしたのが特徴。クアッドコアCPUと500GBのHDD、BDディスクドライブを搭載する「VR970/MG」と、デュアルコアCPUと320GBのHDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載する「VR500/MG」の2モデルで、いずれもOSにWindows Vista Home Premium with Service Pack 1、統合オフィスソフトにOffice Personal 2007を搭載する。実勢価格は「VR970/MG」30万円前後、「VR500/MG」22万円前後の見込み。