ビックカメラ、環境保全のために環境省と「エコ・ファーストの約束」
ビックカメラ(宮嶋宏幸社長)は4月15日、企業が環境保全に取り組む姿勢を示すために、環境省が制定した「エコ・ファースト制度」実施に向け、4月16日に鴨下一郎環境大臣と「エコ・ファーストの約束」を交わすと発表した。
「エコ・ファースト制度」とは、企業の環境保全に関する行動をさらに促進するために、環境省に対し、自らの環境保全に関する取り組みを約束する制度のこと。自らの取り組みを約束した企業では、使用認定に関する基準を遵守することを条件に、店舗・広報などへの「エコ・ファースト・マーク」の使用が可能となる。
ビックカメラでは今後、家電リサイクル法の適正・推進、PCなどのリユースといった従来からの取り組みの強化に加え、包装容器の削減や、配送時の梱包材の計画的再資源化の目標設定なども約束する。また、家電量販店としては初めて、使用済み携帯電話端末の全店舗での回収を今夏を目処に実施する予定。このほか、CO2の削減にも積極的に取り組み、「約束」の進捗状況も随時公表する。