ビックカメラ、太陽光発電によるグリーン電力を調達、CO2の55トン削減へ
ビックカメラ(宮嶋宏幸社長)は4月10日、「NPO法人太陽光発電ネットワーク(PVネット)」を介して、太陽光によって発電された電力「グリーン電力」の証書10万Kwh分を購入すると発表した。購入した電力は、「ビックカメラJR京都駅店」で08年度中に使用する電力としてまかなわれ、これにより55トンのCO2削減に寄与することになるという。
同社が購入する「グリーン電力証書」は、再生可能なエネルギーによって発電された電気の環境負荷価値部分を証書として発行したもの。購入金額は京都市内で太陽光発電を設置、もしくはこれから設置するユーザーへの支援として提供される。なお、購入する10万Kwhの電力は、京都駅店で使用する10日間から2週間分の電力量に相当するという。
「ビックカメラJR京都駅店」は、同社初の駅のホームから直接入店できる店舗として07年8月にオープン。外壁照明にLEDや、消費電力が蛍光灯の約4分の1の冷陰極管を採用するなど、環境に配慮した店作りを行っている。