三洋電機、業界初、カーナビに盗難多発地点警告機能を搭載
三洋電機コンシューマエレクトロニクスは、大阪府警察が推進する「安全安心まちづくり」に協力するため、同社のポータブルナビゲーションに、車上狙いなどの盗難多発地点を表示する「盗難多発地点警告」機能を搭載すると発表した。ポータブルナビゲーションにこうした機能を搭載するのは業界初で、今回は大阪地区限定で行う。
「盗難多発地点警告」機能では、ルート案内で設定した目的地周辺に盗難多発地点が存在する場合、メッセージ表示と音声でドライバーに注意を喚起。また、大阪府警察本部が提供するデータをもとに、盗難の危険度を3段階に分け、大を赤、中を黄、小を青の3種類のアイコンで地図画面上に表示。地点ごとの詳細情報も確認できるようにする。
同社では、4月21日に発売する「ゴリラ(NV-SD700DT)」「ミニゴリラ(NV-SB360DT)」に同機能を搭載し、今後、新機種にも搭載する予定。また、大阪府警察本部がリーダーシップをとり、順次、他の警察本部管内の盗難多発地点のデータも追加される見込み。