CLON Lab、自分の分身が作れる携帯電話向けサービス
CLON Lab(中山小百合社長)は4月2日、ユーザーの特性を反映したキャラクターを携帯電話内に生成するサービス「CLON」を開始した。利用料は無料。
ユーザーの名前や愛称をもとに、分身となるキャラクター「クロン」を携帯電話の中に創り出すサービス。文字入力での対話を通じて「クロン」の知性は進化し、ユーザーの趣味・嗜好を学習して話し相手やアドバイザーになってくれる。
毎日1問シチュエーションに応じた質問をし、答えによってユーザーの特性を学んでいく。また、「クロン」は日記を書いたり、他のユーザーが作成した「クロン」と交流して「クロ友」を作ったりするため、仮想空間でコミュニケーションが楽しめる。
「クロン」の生成には、感性リサーチ(黒川伊保子代表取締役)の「語感分析技術」を応用。ユーザーの名前の語感の発音体感をもとに、133×36通りのパラメーターから「クロン」のタイプを決定し、ユーザーの基本性向を把握する。この「語感分析技術」は「CLON」のサービスの1つ「語感相性診断」にも使用している。
対話には、ブログウォッチャーが提供する「自然発話エンジン」を採用。「クロン」自身が発話を学習して自然な会話が行えるほか、日記にも同システムを応用することで、インターネットから収集した情報やユーザーとの会話履歴などから、自動的に日記を作成できるようにした。