あなたもFlash職人になれるかも!? Flashソフト「Web Effect」を使ってみた
最近はYoutubeやニコニコ動画などFlashを使った動画コンテンツに人気が集まっている。またブログやホームページなどに掲載し、コミュニケーションツールの1つとして利用しているユーザーも多い。人気の高いFlashを簡単に作成できるソフト「Web Effect」を使って、Flash作りに挑戦してみた。
●巷で人気のFlash動画ソフトを活用して作ってみよう
Flashとは音声や動画を組み合わせた、インタラクティブなWebコンテンツのこと。その使い勝手のよさからアニメーション・動くホームページ・ゲームなど幅広い用途で使われている。
Flashソフトと言えば、アドビ システムズの「adobe Flash」が有名だが、今回は4月3日に発売したソースネクストの「Web Effect」を使い、Flashアニメーションを作成してみた。
「Web Effect」は、3970円と従来のFlash作成ソフトよりも安い。また、65種類の動画エフェクト、49種類のテンプレート、1382点の素材を収録し、これらを組み合わせることによって誰でも簡単にFlashを作ることができるのも特徴だ。
●完成予想図は桜が舞い散る入学式 収録素材を上手く活用して……
今回は入学・入園シーズンに合わせて、桜が舞い散る入学式のFlashアニメを作成してみた。ソフト付属のチュートリアルどおりにFlashを作成すれば簡単にできる。
ムービープロパティで画面サイズ、シーンプロパティでFlashアニメの表示時間の設定を行おう。終わったら画面に表示する素材を配置していく。 矩形ツールでステージに背景を書き、終わったらツールパネルから気に入った桜を選択しステージに配置していく。これできれいな桜の画像が完成した。なお、「Web Effect」に収録している1382点の素材は色を変更することもできるため、幅広く素材を使うことができるだろう。
次のシーンも作成してみよう。追加シーンを作成し、学校や桜の咲く風景を描いてみる。先ほど使用したツール・素材を組み合わせることできれいな背景ができた。しかし、ツールでは思い通りの桜・キャラが描けなかった。「Web Effect」は素材が豊富な一方、ツールが単純で図形以外を描くことが難しい。イメージに合った素材がない場合は外部で作成して取り込むといいだろう。なお、「Web Effect」は、動画ファイルのMPEGや、JPG画像、MP3や、WAVなどの音声ファイルを取り込むことができる。今回はPhotoshopで作成したふわふわした桜、キャラクターの画像を取り込んでみた。
●アニメーションを作成し、くるくる舞う桜を表現
それでは作成した画像を動かしてみよう。「Web Effect」では単純な画像にエフェクトをつけるだけで、誰でもきれいで複雑なアニメーションを作成することができる。先ほど作成した桜のシーンの桜を選択し、好きなエフェクトをつけプレビューしてみる。すると桜がくるくるときれいにアニメーションを行った。
次のシーンでは桜の花びらを舞わせてみよう。花びらにエフェクトをつけ、モーションパスをくりーっと引いてあげる。これだけでモーションパスに沿って桜の花びらがひらひらと舞い落ちる。同じようなアニメを何個も作れば、桜の花びらが大量に舞うFlashアニメが出来上がる。このエフェクトは何個も組み合わせることもできるので、面白い使い方ができそうだ。
効果音として音声もつけてみた。「Web Effect」では音声素材も多く用意されている。桜が表示するシーンに音声を読み込み配置してみると、桜が出てくると同時にキラキラと音がするアニメができあがった。音声のタイミングはタイムライン上で調節できる。このあと、テキストの追加・エフェクトの設定を行い、Flashアニメの調整を行った。
最後にこのムービーにプレイ・リプレイボタンをつけてみる。最初と最後を停止させ、矢印素材を配置する。矢印に各シーンに行くようなActionScriptをつけてあげれば完成だ。プレイボタンを押してあげると、桜の舞う入学式のFlashアニメが再生される。このソフトはActionScript2.0に対応しているので、他にも複雑なActionScriptを使うことも出来る。
●安いわりには収録素材数が豊富 こだわりのFlashアニメも作れるかも!?
「Web Effect」を使用して感じたことは、安価なのに厳選された機能が備わっていることだ。素材もかなり充実している。エフェクトを使えばきれいなアニメーションも簡単に作れるので、初心者でもすぐにホームページのバナー・素材を作ることができるだろう。また、作りこめばこだわったFlashアニメーションも作れるのではないだろうか。
しかし、気になったのが、描画ツールの使い勝手。複雑な絵を描くには向いていなく、色の変更もプロパティ画面で操作を行わなければならないのが不便である。色はバケツツールで変更できるとよかった。また、レイヤーがあれば操作性がもっとよくなるだろう。(Webクリエイター・和茶)
●巷で人気のFlash動画ソフトを活用して作ってみよう
Flashとは音声や動画を組み合わせた、インタラクティブなWebコンテンツのこと。その使い勝手のよさからアニメーション・動くホームページ・ゲームなど幅広い用途で使われている。
Flashソフトと言えば、アドビ システムズの「adobe Flash」が有名だが、今回は4月3日に発売したソースネクストの「Web Effect」を使い、Flashアニメーションを作成してみた。
「Web Effect」は、3970円と従来のFlash作成ソフトよりも安い。また、65種類の動画エフェクト、49種類のテンプレート、1382点の素材を収録し、これらを組み合わせることによって誰でも簡単にFlashを作ることができるのも特徴だ。
●完成予想図は桜が舞い散る入学式 収録素材を上手く活用して……
今回は入学・入園シーズンに合わせて、桜が舞い散る入学式のFlashアニメを作成してみた。ソフト付属のチュートリアルどおりにFlashを作成すれば簡単にできる。
ムービープロパティで画面サイズ、シーンプロパティでFlashアニメの表示時間の設定を行おう。終わったら画面に表示する素材を配置していく。 矩形ツールでステージに背景を書き、終わったらツールパネルから気に入った桜を選択しステージに配置していく。これできれいな桜の画像が完成した。なお、「Web Effect」に収録している1382点の素材は色を変更することもできるため、幅広く素材を使うことができるだろう。
次のシーンも作成してみよう。追加シーンを作成し、学校や桜の咲く風景を描いてみる。先ほど使用したツール・素材を組み合わせることできれいな背景ができた。しかし、ツールでは思い通りの桜・キャラが描けなかった。「Web Effect」は素材が豊富な一方、ツールが単純で図形以外を描くことが難しい。イメージに合った素材がない場合は外部で作成して取り込むといいだろう。なお、「Web Effect」は、動画ファイルのMPEGや、JPG画像、MP3や、WAVなどの音声ファイルを取り込むことができる。今回はPhotoshopで作成したふわふわした桜、キャラクターの画像を取り込んでみた。
●アニメーションを作成し、くるくる舞う桜を表現
それでは作成した画像を動かしてみよう。「Web Effect」では単純な画像にエフェクトをつけるだけで、誰でもきれいで複雑なアニメーションを作成することができる。先ほど作成した桜のシーンの桜を選択し、好きなエフェクトをつけプレビューしてみる。すると桜がくるくるときれいにアニメーションを行った。
次のシーンでは桜の花びらを舞わせてみよう。花びらにエフェクトをつけ、モーションパスをくりーっと引いてあげる。これだけでモーションパスに沿って桜の花びらがひらひらと舞い落ちる。同じようなアニメを何個も作れば、桜の花びらが大量に舞うFlashアニメが出来上がる。このエフェクトは何個も組み合わせることもできるので、面白い使い方ができそうだ。
効果音として音声もつけてみた。「Web Effect」では音声素材も多く用意されている。桜が表示するシーンに音声を読み込み配置してみると、桜が出てくると同時にキラキラと音がするアニメができあがった。音声のタイミングはタイムライン上で調節できる。このあと、テキストの追加・エフェクトの設定を行い、Flashアニメの調整を行った。
最後にこのムービーにプレイ・リプレイボタンをつけてみる。最初と最後を停止させ、矢印素材を配置する。矢印に各シーンに行くようなActionScriptをつけてあげれば完成だ。プレイボタンを押してあげると、桜の舞う入学式のFlashアニメが再生される。このソフトはActionScript2.0に対応しているので、他にも複雑なActionScriptを使うことも出来る。
●安いわりには収録素材数が豊富 こだわりのFlashアニメも作れるかも!?
「Web Effect」を使用して感じたことは、安価なのに厳選された機能が備わっていることだ。素材もかなり充実している。エフェクトを使えばきれいなアニメーションも簡単に作れるので、初心者でもすぐにホームページのバナー・素材を作ることができるだろう。また、作りこめばこだわったFlashアニメーションも作れるのではないだろうか。
しかし、気になったのが、描画ツールの使い勝手。複雑な絵を描くには向いていなく、色の変更もプロパティ画面で操作を行わなければならないのが不便である。色はバケツツールで変更できるとよかった。また、レイヤーがあれば操作性がもっとよくなるだろう。(Webクリエイター・和茶)