ソニーは3月31日、エンターテインメントプレーヤー「Rolly」に新色のブラックを追加し、4月19日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は4万円前後の見込み。

　同時に、専用のクレードルとキャリングケースにもブラックカラーを追加。さらに、「Rolly」のアーム部（開閉動作部）を好みで交換できる別売りの専用カラーアームもブルー、レッド、シルバーの3色を発売する。価格はいずれもオープンで、実勢価格はクレードルが4000円前後、キャリングケースが2000円前後、専用カラーアームは1500円前後の見込み。従来のホワイトの本体色にブラックを追加し、別売りの専用カラーアームを自由に付け替えることで、「Rolly」をカスタマイズして楽しむことができる。

　同社では、今回、「Rolly」のモーションを共有できるウェブサイト「“Rolly”モーションパーク」を4月17日にリニューアルする。検索性を高めて使い勝手を向上させるほか、モーションの一覧を、ランキング順や新着順などで閲覧しやすくする。また、音楽ダウンロードサイト「mora（モーラ）」と連動して、毎月テーマに沿って楽曲を選び、選んだ楽曲に合わせたモーションを無償でダウンロード提供。他の企業とのコラボレーションを通じて、サウンドファイルとモーションを提供したりするなど、新しいサービスも開始する。

　「Rolly」は、小さなきょう体に1GBのフラッシュメモリ、バッテリー、スピーカー2個を内蔵。好きな場所で音楽を楽しめるほか、楽曲に合わせて「Rolly」が回転するなど、音楽を視覚化するモーション機能により、新たな音楽体験が楽しめる。Bluetooth機能も搭載し、PCや携帯電話などとBluetooth通信を行うことで、PCや携帯電話に保存された楽曲を「Rolly」でストリーミング再生することも可能。