SII、くっきリアル液晶搭載でスリムタイプの電子辞書2機種

ニュース

2008/03/21 12:33

 セイコーインスツル(SII、新保雅文社長)は、ビジネス用途向け電子辞書シリーズで、国内初の4.0型/TFT?VGA液晶を搭載したスリム・軽量の電子辞書「SR-G7000M」「SR-G6000M」を4月下旬に発売する。価格は「SR-G7000M」が5万2000円、「SR-G6000M」が4万円。

 2機種ともに、解像度640×480ドットの高精細VGAに対応の4.0型TFT白黒液晶パネル「くっきリアル液晶パネル」を搭載し、透過率を向上させた「クリアコート液晶」も採用。さらに、業界で初めて、白いバックに黒文字の通常表示と、黒いバックに白文字の反転表示「ブラック液晶」とを切り替える機能も備えた。黒いバックに白文字で表示すると文字が太く見えるなど、見やすさを高めることができる。

 辞書コンテンツが追加できる「シルカカードレッド」に対応したスロットを搭載するほか、5.2型のモデルと同様にダイナミックスピーカーを装備。イヤホンをつけなくても音声を聴くことができる。本体の右側面には音量調節ダイヤルも搭載した。

 「SR-G7000M」は、語コンテンツを強化したモデルで、「リーダーズ」「リーダーズ・プラス」「英和活用大辞典」「ジーニアス英和大辞典」など4冊の英和大辞典と4冊の英英辞典を収録した。イラストや図版を収録した「ブリタニカ国際大百科」や経済用語辞典なども収録。ケースの色は黒で、価格は5万2000円。

 「SR-6000M」には、海外旅行や海外出張にも便利な会話集や、経済用語集、ビジネスレター事典、TOEICテスト対策に加え、国語・英和・和英辞典、ブリタニカ国際大百科など基本的な辞書も収録し、ビジネスにもプライベートにも活用できる。ケースの色は赤で、価格は4万円。