Zopa、日本法人を設立し、個人間ローンの仲介を行う金融サービスを年内に
ソーシャル・レンディング事業を手がけるZopaは、日本での事業を推進する子会社としてZopa Japan(米田隆取締役会長)を設立したと発表した。
Zopaは、インターネットを媒介とした個人間の「お金の貸し借り」や、それに付随するサービスであるソーシャル・レンディングを提供している。05年3月に英国でサービスを開始し、その後米国とイタリアにも進出。今回の日本進出で世界で4か国目となる。経営陣にはIT・金融ビジネス経験が豊富な米田隆、窪井達也の両氏が就任する。
ソーシャル・レンディングは、多くの人と人とを結びつけるインターネットの力と、高度なIT技術・金融手法によって実現した革新的なサービス。こうしたサービスは、日本にも「無尽」や「頼母子講」といった伝統的な相互扶助形態がある。同社は08年後半にサービスの開始を目指す。なお、サービス内容の詳細については未定。