キヤノン、光学5倍ズームモデルなど1000万画素のコンパクトデジカメ3機種
3機種とも、有効1000万画素のCCDと光学式の手ブレ補正機能を装備。高性能映像エンジン「DIGIC III」を採用し、人物の顔を自動で検知し、ピントや露出などを的確に合わせる「フェイスキャッチテクノロジー」、高感度撮影時のノイズを低減する「ノイズリダクションテクノロジー」を盛り込んだ。さらに、独自の「モーションキャッチテクノロジー」を搭載し、被写体の動きの有無を検知し、最適なISO感度を設定することができる。
「IXY DIGITAL 820 IS」は07年6月発売の「810 IS」の後継機種で、「IXY DIGITAL」シリーズで初めて光学5倍ズームレンズ搭載。また、CCDを1000万画素に高めたほか、手ブレ補正機能を高精度化し、シャッタースピード換算で約4段分の補正効果を実現した。2.5型の「クリアライブ液晶II」、操作性の高い「コントローラホイール」も装備する。サイズは幅95.4×奥行き27.4×高さ57.3mm、重さは155g。実勢価格は4万5000円前後の見込み。
「IXY DIGITAL 25 IS」は今年3月に発売した「20 IS」の兄弟機種で、「20 IS」同様、光学手ブレ補正機能付きの3倍ズームレンズ、2.5型の「クリアライブ液晶II」を搭載する。カラーはブラックとシルバーの2色。サイズは幅86×奥行き20.4×高さ54mm、重さは130g。実勢価格は4万2000円前後の見込み。
「IXY DIGITAL 95 IS」は、大型液晶モニタを備えた07年3月発売の「90」の後継機種。3倍ズームレンズに新たに光学式の手ブレ補正機能を加え、1000万画素化。液晶モニタは、従来より見やすい3.0型の「クリアライブ液晶II」を採用し、操作性向上のため、従来のタッチホイールから「コントローラホイール」に変更した。サイズは幅91.6×奥行き20.9×高さ56.8mm、重さは155g。実勢価格は3万7000円前後の見込み。